管理組合会計・財務5複式簿記の基礎

管業 管理組合会計・財務 問5:複式簿記の基礎

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10

複式簿記における仕訳帳から総勘定元帳への転記に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 転記とは、仕訳帳の記録を科目ごとにまとめて総勘定元帳に移すことであり、借方に仕訳した科目は総勘定元帳の貸方に転記する。
  • 転記とは、仕訳帳の記録を科目ごとにまとめて総勘定元帳に移すことであり、借方に仕訳した科目は総勘定元帳の借方に転記する。正答
  • 仕訳帳の記録は、月末にまとめて一括転記するのが複式簿記の原則であり、取引ごとの逐次転記は認められていない。
  • 総勘定元帳への転記が完了した後、仕訳帳を廃棄することが求められる。
正答:転記とは、仕訳帳の記録を科目ごとにまとめて総勘定元帳に移すことであり、借方に仕訳した科目は総勘定元帳の借方に転記する。

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転記とは、仕訳帳に記録した内容を、科目別の帳簿(総勘定元帳)に書き移す作業です。ポイントは「仕訳の借方はそのまま元帳の借方へ、仕訳の貸方はそのまま元帳の貸方へ」転記することです。選択肢アは「借方→元帳の貸方」としており逆で誤りです。選択肢イが「借方→元帳の借方」として正しい説明をしています。選択肢ウはいつ転記するかについて制約はなく、逐次転記も認められます。選択肢エは仕訳帳は証憑として保存義務があり廃棄は誤りです。正答はイです。

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転記の手順は、①仕訳帳の借方科目を総勘定元帳の該当勘定の借方欄に記入、②仕訳帳の貸方科目を総勘定元帳の該当勘定の貸方欄に記入、③相互に「相手勘定科目名」を記入して参照できるようにする、という流れです。選択肢アは借方・貸方が逆になっており明確な誤りです。選択肢イは転記の方向が正確です。選択肢ウについて、転記のタイミングに「月末一括」という義務はなく、取引ごとの逐次転記が標準的かつ正確性が高い方法です。現代の会計ソフトでは入力と同時に自動転記されます。選択肢エについて、仕訳帳は会計帳簿として保存義務(会社法・マンション管理適正化法等)があり廃棄は不可です。

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総勘定元帳への転記は、複式簿記における「記録→分類→集計」のうち「分類」工程にあたります。転記の正確性を担保するため、仕訳帳と総勘定元帳の間に「相互参照(フォリオ)」を記入する習慣があります。仕訳帳には元帳の勘定番号、元帳には仕訳帳のページ番号を記入することで、どの仕訳がどの元帳勘定に転記されたかが追跡可能になります。管理組合の実務では、管理委託を受けた管理会社が総勘定元帳の管理を行うケースが多く、管理業務主任者はその内容を点検・確認する立場になります。帳簿の保存期間については、マンション管理適正化指針では管理組合の会計書類を一定期間保存することが求められており、適正化法施行規則においても管理受託者が帳簿を保存する義務が定められています。デジタル帳簿の場合、電子帳簿保存法の要件(訂正削除の履歴保存・可視性の確保等)を満たす必要があり、管理会社が会計ソフトを利用する場合は同法への対応状況の確認も管理業務の一環として重要性が増しています。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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