管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 建築・設備 問2|SRC造とS造の違い

問題

管業 | 建築・設備 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)および鉄骨造(S造)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

鉄骨造(S造)は鉄骨だけで構造を作る工法で、工場で部材を製作して現場で組み立てる「乾式工法」が特徴です。鉄は熱に弱いため、火災時に強度低下を防ぐ「耐火被覆(ロックウール吹付や耐火ボードなど)」が必要です。また床・壁にコンクリートを使わない場合は遮音性がRC造より低くなります。イの「熱に弱く耐火被覆が必要で振動・騒音面でRC造に劣る」は正確な内容です。エの「乾式工法が不可能」は正反対の誤りです。よって正答はイです。

各構造の特性を比較整理します。S造(鉄骨造)は部材を工場製作して現場で組み立てる乾式工法が基本で、工期短縮・品質管理の点で優れます。しかし鉄は高温になると強度が大きく低下するため、耐火建築物とするには耐火被覆が不可欠です。また床がデッキプレート+コンクリートスラブでも、壁・界床の質量が小さいため遮音性はRC造に劣ります(イ:正)。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)は鉄骨の芯材をRC造で包んだ複合構造で、粘り強さ・耐火性・耐震性がRC造よりさらに高く、超高層マンションにも採用されます(ウ:誤)。ア「SRC造が耐火性に劣る」は完全に誤りで、SRC造はRC造より耐火性が高いです。エ「S造が乾式工法不可能」は誤りで、S造こそ乾式工法の代表です。

構造形式の選定はコスト・工期・耐震性能・遮音性・耐火性能を総合的に判断します。S造は自重が小さく施工スピードが速い反面、骨組みだけでは振動・遮音性能が低く、マンションでは床衝撃音(重量床衝撃音・軽量床衝撃音)の確保に追加の遮音対策が必要になることがあります。住宅性能表示制度には音環境(床衝撃音対策等)の評価項目があり、遮音性能を比較する際の目安になります。RC造は自重大・工期長・型枠解体後の仕上げに手間がかかる一方で、躯体自体の質量が大きいため重量床衝撃音の遮断に有利です。SRC造は鉄骨の粘り強さとRC造の耐火性・剛性をあわせ持ち、中高層以上の建物で用いられてきました。管業試験では構造形式ごとの長所・短所(耐火性・遮音性・自重・施工性)の比較が問われます。また超高層マンションは、外壁等の修繕に特殊な足場やゴンドラが必要になるなど修繕工事費が増大する傾向がある(修繕積立金ガイドライン〔令和6年6月改定〕)ため、長期修繕計画での考慮が必要です。

この問題の根拠出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

この問題の関連トピック

  • SRC造とS造の違い
  • 頻出度B

関連する問題

ページの先頭へ