管理組合の運営2管理組合の運営

マン管 管理組合の運営 問2:管理組合の運営

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション標準管理規約(単棟型)における副理事長及び会計担当理事に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 副理事長は、理事長の補佐を行うとともに、理事会において理事長の代わりに議長を務めることが義務付けられている。
  • 会計担当理事は、管理費等の収納・保管・運用・支払等の会計業務を行うが、当該業務に関する最終的な責任は監事が負う。
  • 役員の任期は2年とし、再任を妨げないが、補欠として就任した役員の任期は前任者の残任期間とするのが標準管理規約の規定である。正答
  • 理事及び監事の任期は、原則として2年だが、規約に別段の定めがある場合に限り1年に短縮することができる。
正答:役員の任期は2年とし、再任を妨げないが、補欠として就任した役員の任期は前任者の残任期間とするのが標準管理規約の規定である。

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役員の任期は2年、再任OKです(標準管理規約36条1項)。補欠で就任した人の任期は「前任者の残り期間」です。これが正答ウです。アの「議長を務めることが義務付けられている」は誤りで、理事会の議長は理事長が務めます。イの「最終責任は監事」も誤りで、会計業務の執行責任は会計担当理事にあります。監事は監査・チェックが役割です。エの「1年への短縮は規約がある場合のみ」という限定は、標準管理規約には存在しません。

標準試験対策の基準レベル

標準管理規約36条1項は「役員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない」と規定し、同2項で「補欠の役員の任期は、前任者の残任期間とする」と定めます。よってウが正答です。アについて、理事会の議長は理事長が務めるのが標準管理規約53条1項の原則であり、副理事長が「義務として」議長を務める規定はありません。理事長不在時の職務代理として副理事長が議長代行を行う場面はあります。イについて、会計担当理事は収支管理の実務担当者であり、業務執行責任を負います(同40条)。監事は会計・業務の監査機関であり(同41条)、執行責任ではなく監視・報告責任を持ちます。エについて、標準管理規約は任期を2年と規定しつつ、個々のマンションの管理規約で任期を1年に変更することは全く禁じられていません。「規約に別段の定めがある場合に限り1年への短縮ができる」という限定的記述は、逆に言えば今の規約が標準のため正確性に欠きます。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

役員任期の設計は管理組合運営の安定性に直結する重要事項です。標準管理規約36条が定める2年任期は、継続性の確保と新陳代謝のバランスを取ったものです。実務では「半数交代制」を採用するマンションも多く、奇数年に理事長・副理事長、偶数年に他の理事を改選することで組織の知識継承を図ります(標準管理規約コメント36条関係)。補欠役員の残任期間制は、役員改選サイクルを乱さないための規定であり、短期補欠役員が全体の任期リズムを崩さないよう設計されています。会計担当理事の職責については、標準管理規約40条が具体的業務(収納・保管・運用・支払)を列挙しており、管理費等の通帳・印鑑の管理実務を担います。一方、監事(同41条)は理事会・管理組合業務の執行状況と財産の状況を監査し、問題を発見した場合は臨時総会の招集請求権(同41条3項)を有します。監事と会計担当理事の役割分担は「執行と監査の分離」という内部統制原則に基づくものであり、両者を同一人が兼任することは標準管理規約上禁じられています(同36条5項「役員は、他の役員と兼任することができない」ただし理事と理事会の役職(理事長・副理事長・会計担当理事)の兼任禁止は、監事と理事との兼任禁止の問題です)。外部専門家役員の導入(2016年標準管理規約改正)により、区分所有者以外のマンション管理士等が役員に就任できるようになり、専門的な会計管理・業務監査が強化されています。任期設計において、外部専門家の任期は契約との整合性が必要であり、実務上は管理委託契約のサイクルと連動させるケースが増えています。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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