問題
宅地建物取引業の免許の有効期間および更新に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
宅建業の免許の有効期間は「5年」です(3年ではありません)。更新の申請は「有効期間満了の日の90日前から30日前まで」に行います。アは有効期間を「3年」とするので誤り、イは正確な期間を示しており正答です。更新申請をしたのに満了日までに処分が間に合わなかった場合、従前の免許は処分があるまで有効なのでウは誤りです。その後に更新されたときの新しい有効期間は「従前の満了日の翌日」から数えるのでエも誤りです。
宅建業法3条と同法施行規則3条を整理します。①有効期間:5年(3条2項)→アの3年は誤り。②更新申請期間:有効期間満了の日の90日前から30日前までの間に免許申請書を提出(施行規則3条)→イが正答。③期間内に申請したが満了日までに処分がされない場合:従前の免許は、有効期間の満了後もその処分がなされるまでの間はなお効力を有する(3条4項)→ウの「満了日に失効」は誤り。④その後に更新がなされた場合の新しい有効期間:従前の免許の有効期間の満了の日の翌日から起算(3条5項)→エの「更新の処分がなされた日から起算」は誤り。
免許の有効期間と更新は宅建業法3条2項〜5項と同法施行規則3条が定めます。更新申請の期間(満了日の90日前から30日前まで)は、行政庁が満了日までに審査を終えられるよう設けられたものです。それでも処分が満了日に間に合わない場合に備え、3条4項は従前の免許が処分の日まで効力を持つとし、事業が途切れないようにしています。そして3条5項は、その後に更新がなされたときの新しい有効期間を「従前の免許の有効期間の満了の日の翌日から起算する」と定めています。処分の日から数えると、処分が遅れた分だけ次の満了日が後ろにずれ、有効期間の区切りが業者ごとにばらばらになるため、満了日の翌日に揃えているのです(エは誤り)。なお、免許換え(7条)の申請中も同様に3条4項が準用され(7条2項)、新たな免許を受けると従前の免許は効力を失います(7条1項)。また、更新を受けずに有効期間が満了した場合でも、それまでに締結した契約に基づく取引を結了する目的の範囲内では、なお宅建業者とみなされます(76条)。
- 宅地建物取引業法第3条e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

