賃管士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

賃管士 賃貸住宅管理業法 問120|賃管士の登録——有効期間5年・更新・協議会との関係

問題

賃管士 | 賃貸住宅管理業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

賃貸不動産経営管理士(賃管士)の登録に関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

正答(誤っているもの)はエです。

賃管士の登録・更新は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会が管理しており、国土交通大臣への直接申請ではありません。「協議会への申請では足りない」という記述が誤りです。

ア(登録の有効期間5年・満了までに更新)・イ(試験合格のみでは登録されない)・ウ(更新忘れで失効・業務管理者地位喪失)は正しい記述です。

オについて、登録費用の負担は法律上明確でなく(所属会社との取決め)、当然に会社負担とはならないという記述は一般的に正しいです。

賃管士の登録制度の概要:

項目内容
登録機関一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会
登録有効期間5年
更新申請先協議会(国交大臣への直接申請ではない)
登録が失効した場合業務管理者の地位も失う
試験合格後の流れ試験合格→登録申請(協議会)→登録完了→業務管理者就任可

各選択肢の解説:

  • ア(正): 協議会は「賃貸不動産経営管理士」の有効期限を5年間とし、有効期限を超過すると資格は失効して再度登録手続が必要としています。正しい記述です。
  • イ(正): 試験合格は必要条件だが、登録申請(協議会への手続き)が別途必要。正しい記述です。
  • ウ(正): 登録が失効すると「登録証明事業による証明を受けている者」(施行規則第14条第1号)に当たらなくなり、業務管理者の要件を満たさなくなります→管理業者は新たな業務管理者を選任する必要があります。正しい記述です。
  • エ(誤・正答): 賃管士の登録・更新は協議会が管理する制度です。国交大臣への直接申請は不要(協議会への申請で完結)。「協議会への申請では足りない」という記述が誤りです。
  • オ(正確): 登録費用・更新費用の負担は会社との雇用契約等に依存し、法律上会社が必ず負担するという規定はありません。

【賃管士登録制度の法的構造・業務管理者要件との連動・登録失効のリスク管理・更新研修・CPD制度・所属会社のサポート体制】

賃管士登録制度の法的構造:

賃貸住宅管理業法には賃管士の登録や試験の規定はありません(本則は第46条まで)。賃貸不動産経営管理士は協議会が登録・更新を行う資格で、施行規則第14条第1号の「登録証明事業」(国土交通大臣の登録を受けた証明事業)による証明の受け皿として制度に組み込まれています。

業務管理者の要件(第12条第4項・施行規則第14条)の一つが「登録証明事業による証明を受けている者」であるため、事実上の国家資格的な位置づけとなっています。

宅建士と賃管士の登録制度の比較:

比較宅地建物取引士(宅建士)賃貸不動産経営管理士(賃管士)
登録機関都道府県知事(宅建業法第18条)賃貸不動産経営管理士協議会
有効期間宅地建物取引士証の有効期間が5年(宅建業法第22条の2第3項)有効期限5年(協議会)
更新の内容宅建士証の交付・更新に都道府県知事が指定する講習の受講協議会の更新講習の受講・修了
期限を過ぎた場合宅建士証が失効(登録自体は残る)資格が失効し、再度の登録手続が必要

更新講習との連動:

賃管士の登録更新は単純な書類手続きではなく、協議会が定める更新講習の受講・修了が条件となっています(協議会の更新手続ページでは、インターネットによる学習と修了試験の形式とされています)。

更新講習の目的:

1. 業法改正・国交省ガイドラインの最新情報の習得

2. 実務上の新たな問題(孤独死・外国人入居・DX対応等)への対応力強化

3. 専門職としての継続的なスキルアップ

登録失効のリスク管理:

登録失効のリスクは管理業者にとって深刻です:

  • 業務管理者の登録が失効→業務管理者の要件(施行規則第14条)を満たさなくなる
  • その営業所・事務所の業務管理者が全員欠けると、新たに選任するまで管理受託契約を締結できない(第12条第2項。違反は第44条第3号の罰則)

管理業者(管理会社)が取るべき対策:

1. 登録有効期限の一元管理: 全業務管理者の有効期限をシステムで管理

2. 早期更新の徹底: 有効期限の6ヶ月前をアラートとして設定

3. 複数業務管理者の選任: 主任・副業務管理者の複数選任で単一依存を解消

4. 研修受講の支援: CPD研修の費用補助・受講時間の確保

所属会社のサポート体制(費用負担の実態):

法律上は登録費用の負担者を明示していませんが、実務では:

  • 大手管理会社:登録申請費・更新費・研修費を会社負担とするケースが多い
  • 中小管理会社:費用分担(半分負担等)または個人負担
  • 独立業務管理者:完全自己負担

会社負担にする合理的理由:業務管理者は会社の「業法上の義務(第12条)」を満たすために必要な資格であるため、会社が費用を持つことで従業員の登録維持を促進・確保できます。

賃管士としての登録管理は、個人のキャリア管理と管理会社の法令遵守の両面から重要です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第12条・同法施行規則第14条・賃貸不動産経営管理士協議会「賃貸不動産経営管理士の更新手続き」 確認日: 2026-06-10 出典: 賃貸不動産経営管理士協議会(https://www.chintaikanrishi.jp/) 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協議会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。賃貸住宅管理業法・サブリース新法・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。