賃管士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

賃管士 賃貸住宅管理業法 問49|重要事項説明を要しない委託者——施行規則30条

問題

賃管士 | 賃貸住宅管理業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

管理受託契約の重要事項説明(業法第13条第1項)を要しない委託者の範囲(施行規則第30条)に関する次のア〜オの記述のうち、正しいものはどれか。

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正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答はイです。

業法第13条第1項括弧書きは、委託者が「賃貸住宅管理業者である者その他の管理業務に係る専門的知識及び経験を有すると認められる者として国土交通省令で定めるもの」である場合、重要事項説明を要しないとしています。施行規則第30条第2号は特定転貸事業者を列挙しています。

アは誤り(括弧書きにより免除される)。ウは誤り(規則30条第7号に独立行政法人都市再生機構が列挙されている)。エは誤り(施行規則に規定がある)。オは誤り(規則30条第5号に組合が列挙されている)。

施行規則第30条が列挙する「説明を要しない委託者」(8者):

号委託者の類型
1賃貸住宅管理業者
2特定転貸事業者
3宅地建物取引業者
4特定目的会社
5組合
6賃貸住宅に係る信託の受託者(委託者等が第1号〜第4号のいずれかに該当する場合に限る)
7独立行政法人都市再生機構
8地方住宅供給公社

各選択肢の整理:

  • ア(誤): 業法第13条第1項括弧書きにより、これらの者が委託者である場合は説明義務が及ばない。
  • イ(正): 第2号のとおり特定転貸事業者は列挙されている。
  • ウ(誤): 第7号に独立行政法人都市再生機構が明記されている。
  • エ(誤): 「国土交通省令で定めるもの」(施行規則第30条)に規定があり、政令ではない。
  • オ(誤): 第5号に組合が列挙されている。

【重要事項説明義務の適用除外の趣旨】

業法第13条第1項は、原則として管理受託契約を締結しようとするすべての委託者に対して重要事項説明を義務付けていますが、括弧書きで「賃貸住宅管理業者である者その他の管理業務に係る専門的知識及び経験を有すると認められる者として国土交通省令で定めるもの」を除外しています。これは、委託者自身が管理業務に関する専門知識を有する事業者・団体である場合には、情報の非対称性を是正するための説明義務を課す必要性が低いという政策判断に基づきます。

施行規則第30条の8者の性格:

列挙されている8者は、賃貸住宅管理業者・特定転貸事業者・宅地建物取引業者という業法や宅建業法上の事業者と、特定目的会社・組合・信託の受託者・独立行政法人都市再生機構・地方住宅供給公社という不動産の保有・運用に関わる主体です。第5号の「組合」は、施行規則第2条第5号で定義された組合(組合員の間で不動産特定共同事業法第2条第3項第1号に掲げる不動産特定共同事業契約が締結されているもの)を指します。第6号の信託受託者については「委託者等が第1号から第4号までのいずれかに該当する場合に限る」という限定が付されており、受託者であれば誰でも対象になるわけではありません。

列挙された類型に当たるかで決まること:

適用除外は、施行規則第30条に列挙された類型に該当するかどうかで決まります。賃貸住宅管理業者や宅地建物取引業者であれば個人でも該当しますが、これらの類型に当たらない個人の委託者は、不動産の実務経験を豊富に有していたとしても、それだけで説明が不要になるわけではありません。

電磁的方法との違い:

なお、第13条第2項の電磁的方法による提供(賃貸人の承諾を要件とする)は「説明義務そのものの免除」ではなく「書面交付・説明の手段の代替」であり、施行規則第30条の適用除外(説明義務自体の不要化)とは別の制度である点に注意が必要です。

確認日: 2026-09-30。出典: 賃貸住宅管理業法第13条・施行規則第30条(e-Gov 法令API v2)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 賃貸住宅管理業法第13条第1項括弧書き・施行規則第30条第1号〜第8号(e-Gov 現行) 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協議会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。賃貸住宅管理業法・サブリース新法・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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