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法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

賃管士 賃貸住宅管理業法 問88|指示違反と業務停止命令違反の罰則——業法44条12号と42条3号・両罰規定

問題

賃管士 | 賃貸住宅管理業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

指示(業法第33条)と業務停止命令(業法第34条)に違反した場合の罰則に関する次のア〜オの記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答はイです。

第42条第3号は、第34条第1項又は第2項の命令に違反した者を、6月以下の拘禁刑若しくは50万円以下の罰金(又は併科)に処すると定めています。イはこの内容どおりです。

アは誤りです。第33条の指示に違反した場合も、第44条第12号により30万円以下の罰金の対象になります。ウも誤りで、法人にも両罰規定(第45条)が及びます。エも誤りで、第42条第3号は勧誘者に対する第34条第2項の命令の違反も対象にしています。オも誤りで、無登録営業(1年以下/100万円以下)とは上限が違います。

指示違反と命令違反の罰則の違い:

違反の内容罰則根拠
第33条第1項・第2項の指示に違反30万円以下の罰金(拘禁刑なし)第44条第12号
第34条第1項・第2項の命令(業務・勧誘の停止)に違反6月以下の拘禁刑若しくは50万円以下の罰金、又は併科第42条第3号
参考:無登録営業1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金、又は併科第41条第1号
法人への適用行為者を罰するほか、法人等にも各本条の罰金刑第45条

各選択肢の整理:

  • ア(誤): 指示違反にも第44条第12号の罰金があります。指示に従わないことは、業務停止命令の発動要件にもなります(第34条第1項・第2項)。
  • イ(正): 第42条第3号どおりです。
  • ウ(誤): 第45条の両罰規定は第42条にも及びます。
  • エ(誤): 第42条第3号は「第三十四条第一項又は第二項」の命令違反を対象としており、勧誘者向けの第2項も含まれます。
  • オ(誤): 第41条(1年/100万円)と第42条(6月/50万円)で上限が違います。

【監督処分の段階と罰則の段階・勧誘者への適用・両罰規定】

指示違反にも罰則がある:

第44条第12号は「第三十三条第一項又は第二項の規定による指示に違反したとき」を30万円以下の罰金の対象としています。したがって、指示に従わないことは、①それ自体が第44条第12号の罪になり、②同時に、国土交通大臣が業務停止命令を出す要件にもなります(第34条第1項「特定転貸事業者が前条第一項の規定による指示に従わないとき」、同条第2項「勧誘者が前条第二項の規定による指示に従わないとき」)。「指示には罰則がなく、次の処分の要件になるだけ」という理解は誤りです。

命令違反はより重い第42条:

第42条は3つの号を置いています。

1. 第1号: 第23条第1項の規定による命令(賃貸住宅管理業者に対する業務の全部又は一部の停止の命令)に違反したとき

2. 第2号: 第29条(第1号に係る部分に限る)に違反して、故意に事実を告げず、又は不実のことを告げたとき

3. 第3号: 第34条第1項又は第2項の規定による命令に違反したとき

いずれも6月以下の拘禁刑若しくは50万円以下の罰金(併科あり)です。監督処分の段階(指示→業務停止命令)に合わせて、罰則も「指示違反=罰金30万円以下」「命令違反=拘禁刑を含む第42条」と段階が付けられています。

勧誘者も対象になる:

第34条第2項は、勧誘者に対して「特定賃貸借契約の締結について勧誘を行うことを停止すべきこと」を命ずることができると定め、第42条第3号はこの第2項の命令違反も処罰の対象にしています。同じく第44条第12号も、勧誘者に対する第33条第2項の指示の違反を含みます。勧誘者は特定転貸事業者ではありませんが、指示・命令の名あて人になり、その違反は罰則の対象です。

無登録営業との比較:

第41条(無登録営業・不正登録・名義貸し)は1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金(併科あり)で、この法律で最も重い罰則です。第42条はその次の水準、第43条(第30条・第31条の書面の不交付等)は50万円以下の罰金、第44条(指示違反・帳簿・標識・誇大広告等)は30万円以下の罰金です。

両罰規定(第45条)の適用範囲:

第45条は「法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、第四十一条から前条まで(同条第七号を除く。)の違反行為をしたとき」に、行為者を罰するほか法人等にも各本条の罰金刑を科すと定めます。「前条」は第44条なので、第42条第3号の命令違反も第44条第12号の指示違反も両罰規定の対象です(除かれるのは第44条第7号の秘密を漏らす行為だけ)。

確認日: 2026-09-30。出典: 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第33条・第34条・第41条〜第45条(e-Gov 法令API v2)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第33条・第34条・第41条・第42条・第44条第12号・第45条 確認日: 2026-09-30 出典: e-Gov 法令検索(法令API v2・法令ID 502AC0000000060) 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協議会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。賃貸住宅管理業法・サブリース新法・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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