管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 管理委託契約・実務 問31|滞納管理費等への督促業務の範囲

問題

管業 | 管理委託契約・実務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

標準管理委託契約書に定める管理費等の滞納への対応に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

管理業者は、滞納者に電話や督促状などで支払を求める督促を行います。訴訟や支払督促、差押えといった法的手続は、管理組合が当事者として行うもので、管理業者が管理組合を代理して行うことはできません。督促は契約に定められた管理業者の業務なので、エの「義務は一切ない」も誤りです。正答はイです。

滞納者への督促は、管理委託契約で管理業者の業務として定められ、督促をしても支払われない場合に法的手続をとるのは債権者である管理組合です。訴訟、支払督促、強制執行(差押え)は、管理組合(管理者である理事長等)が当事者となって申し立てる手続です。弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件その他一般の法律事件に関して代理などの法律事務を取り扱うことを業とすることができません(弁護士法72条)。そのため、管理業者が管理組合を代理して法的手続を行うことはできず、アとウは誤りです。督促も含め義務がないとするエも誤りです。正答はイです。

滞納管理費の回収は、①管理業者による督促(電話・督促状など)、②管理組合による請求(内容証明郵便など)、③支払督促や訴訟(少額訴訟を含む)、④確定判決などに基づく強制執行、という流れで進むのが一般的です。区分所有者は、規約や集会の決議に基づき他の区分所有者に対して有する債権(管理費等)について、債務者の区分所有権(共用部分に関する権利と敷地利用権を含む)と建物に備え付けた動産の上に先取特権を持ちます(区分所有法7条1項)。この債権は、債務者たる区分所有者の特定承継人に対しても行うことができます(同法8条)。管理業者は督促の経過を管理組合に報告し、法的手続が必要な段階では、管理組合が弁護士に依頼するなどの対応を助言する立場にとどまります(弁護士法72条)。督促までを管理業者、法的手続を管理組合とするイが最も適切です。正答はイです。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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