管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 管理委託契約・実務 問49|管理組合は消費者契約法上の「事業者」に当たること

問題

管業 | 管理委託契約・実務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

管理組合と管理業者との間の管理委託契約への消費者契約法の適用に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

消費者契約法は、個人である「消費者」と、法人その他の団体などの「事業者」との間の契約(消費者契約)を対象としています。管理組合は区分所有者の団体であり、同法2条2項の「法人その他の団体」(事業者)に当たります。個人である「消費者」には当たりません。イ・ウのように理事長個人や区分所有者個人を契約の当事者と見て消費者契約法を適用することはできません。正答はアです。

消費者契約法2条1項は「消費者」を「個人(事業として又は事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く。)」と定義し、同条2項は「事業者」を「法人その他の団体及び事業として又は事業のために契約の当事者となる場合における個人」と定義しています。管理委託契約の当事者は「管理組合」であり、管理組合は区分所有者の団体として消費者契約法2条2項の「法人その他の団体」に当たります。契約の当事者はあくまで管理組合であって理事長個人や個々の区分所有者ではないため、イ・ウのように個人を契約当事者と扱うことはできません。エのように居住用マンションであることを理由に消費者契約法を適用する根拠もありません。正答はアです。

管理委託契約に消費者契約法が適用されない(管理組合が「事業者」に当たる)という整理は、管理業者の免責条項や解除条項の有効性を判断するうえで重要な前提です。消費者契約法8条(事業者の損害賠償責任を免除する条項の無効)や10条(消費者の利益を一方的に害する条項の無効)といった消費者保護規定は、「事業者」対「消費者」の契約構造を前提とするものであり、管理組合が「事業者」に当たる以上、管理委託契約における管理業者の免責条項や更新条項に、これらの規定を直接適用して無効を主張することはできません。もっとも、これは管理業者の免責条項や解除条項が常に有効であることを意味するものではなく、民法上の公序良俗(90条)や信義則(1条2項)、あるいは個別の契約解釈により、著しく一方的な条項の効力が制限される余地は別途あります。管業試験では、「管理組合=事業者」という消費者契約法上の位置づけを正確に理解したうえで、消費者契約法の適用を前提とした肢(免責条項は消費者契約法により当然に無効、更新条項は消費者契約法10条により無効など)を誤りと判断できるかが問われます。正答はアです。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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