管業 管理組合会計・財務 問28:財務諸表
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10)
マンション管理組合の貸借対照表において、資産合計が450万円、流動負債が80万円、固定負債が70万円であった場合、正味財産(純資産)の金額として正しいものはどれか。
- ア150万円
- イ300万円正答
- ウ370万円
- エ450万円
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正味財産は「資産合計-負債合計」で計算します。負債合計=流動負債80万円+固定負債70万円=150万円。正味財産=資産合計450万円-負債合計150万円=300万円。正答はイです。
貸借対照表の基本等式は「資産=負債+正味財産」です。これを変形すると「正味財産=資産-負債」です。本問:負債合計=80万円(流動負債)+70万円(固定負債)=150万円。正味財産=450万円-150万円=300万円。検算:負債150万円+正味財産300万円=450万円=資産合計。一致するため正答はイ(300万円)です。選択肢アの150万円は負債合計です。選択肢ウの370万円は「450万円-80万円(流動負債のみ)=370万円」という誤計算です。選択肢エの450万円は資産合計であり正味財産ではありません。
正味財産の計算は管理組合の財務健全性の基本指標です。正味財産がプラスであれば資産が負債を上回り健全な状態、マイナスであれば「債務超過」を意味します。管理組合が債務超過に陥るケースは、大規模な修繕を実施した際に修繕積立金が不足し、借入金(長期借入金・金融機関ローン等)で賄った結果として起きることがあります。管理組合の借入金は区分所有法上認められていますが(多数決要件による総会決議が必要)、返済計画と将来の修繕積立金収入とのバランスを精査することが管理業務主任者の財務分析業務の一環です。正味財産の構成要素として、管理組合会計では「前期繰越収支差額」「当期収支差額」の累積値が正味財産の主要部分を形成します。修繕積立金の残高も貸方(正味財産または長期負債として会計方針に応じて処理)に計上されます。国土交通省の「マンション管理適正化指針」や「修繕積立金ガイドライン」では、修繕積立金の積立額の目安が示されており、積立不足の管理組合では正味財産(特に将来対応可能な修繕資金)の不足が深刻な問題となります。管業試験では貸借対照表等式を使った正味財産の計算問題が定番です。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。