管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 管理組合会計・財務 問30|財務諸表の注記

問題

管業 | 管理組合会計・財務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

マンション管理組合が作成する財務諸表の注記事項に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

財務諸表の注記とは、収支計算書・貸借対照表の数字だけでは伝わらない重要な情報を説明する補足事項です。「どんな会計方針で作ったか」「重要な契約変更があったか」などを記載します。選択肢エが注記の目的(財務諸表の理解の補足)と内容(会計方針・後発事象等)を正確に説明しています。注記は財務諸表の一部であり、単なる付加情報ではありません。正答はエです。

注記事項は財務諸表の理解を補う重要な情報です。管理組合の財務諸表で記載が考えられる注記事項には①採用した重要な会計方針(費用収益の認識基準・減価償却方法・貸倒引当金の設定方法等)、②重要な会計方針の変更とその影響額、③後発事象(決算日後に発生した重要な事実:大規模修繕の決定等)、④偶発債務(訴訟リスク等)、⑤長期修繕計画の概要と修繕積立金の積立状況、⑥関連当事者取引(役員が関与する業者との取引等)があります。選択肢アは誤りです。注記は本体の数値を訂正するものではなく、本体の数値の前提(会計方針等)や本体に表れない重要事項を補足するものです。本体の数値に誤りがあれば、本体そのものを訂正します。選択肢イは長期修繕計画の注記は重要情報であり記載が推奨されます(禁止されていません)。選択肢ウは注記を不要な追加情報としており誤りです。

財務諸表の注記は情報の非対称性を解消するための重要な手段です。区分所有者(情報の受け手)と管理会社・理事会(情報の発信者)の間には情報格差があるため、注記による透明な開示がガバナンスの強化につながります。管理組合特有の情報として特に重要なのは「修繕積立金の積立状況と長期修繕計画との対比」です。標準管理規約コメント48条関係は、毎年の総会において長期修繕計画上の積立予定額と現時点における積立額の差を明示する資料を提示したり、長期修繕計画を総会資料に添付したりすることが合意形成に有効としています。後発事象の注記も実務上重要で、たとえば決算後に大規模修繕工事の契約を締結した場合や、滞納管理費に係る重要な訴訟が提起された場合は後発事象として注記が必要です。財務諸表本体と注記の関係(本体は数値、注記はその前提と補足)、重要な会計方針の例示、後発事象の意義を押さえておきましょう。

この問題の根拠出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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