管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 管理組合会計・財務 問32|管理費会計の収支計算書の読み方

問題

管業 | 管理組合会計・財務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

マンション管理組合の管理費会計の収支計算書に関して、次の数値が示されている。前期繰越収支差額:30万円、当期収入合計:480万円、当期支出合計:470万円。この場合の次期繰越収支差額として正しいものはどれか。

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正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

計算の流れは①当期収支差額=当期収入合計-当期支出合計=480万円-470万円=10万円。②次期繰越収支差額=前期繰越収支差額+当期収支差額=30万円+10万円=40万円。よって正答はエ(40万円)です。

収支計算書の計算構造を確認します。第1ステップ:当期収支差額=収入480万円-支出470万円=10万円(収入超過)。第2ステップ:次期繰越収支差額=前期繰越30万円+当期収支差額10万円=40万円。選択肢アの10万円は「当期収支差額」のみであり、前期繰越を加算していません。選択肢ウの50万円は計算誤りです(正しくは30万円+10万円=40万円)。選択肢イの480万円は当期収入合計の読み間違いです。この計算は収支計算書の基本として確実に理解しておく必要があります。

収支計算書の繰越収支差額の読み方は、管理組合の財務健全性の評価に直結します。次期繰越収支差額40万円は管理費会計の「蓄積」であり、これが翌期の予備費・突発的な修繕費用等のバッファーとなります。一方この40万円は管理費収入が適正かどうかの判断材料にもなります。標準管理規約(令和7年10月17日改正版)61条1項は、収支決算の結果、管理費に余剰を生じた場合には、その余剰は翌年度における管理費に充当すると定めています。毎年収支差額がプラスで繰越が積み上がり続けている場合は、管理費の額(総会の決議事項:48条六号)の見直しを検討する材料になります。逆に毎年赤字で繰越残高が縮小している場合は、管理費の値上げ・サービス内容の見直しが必要です。管理組合の総会では決算書(収支計算書・貸借対照表)の承認議案として全区分所有者に開示され、繰越金の推移が重要な審議事項となります。また管理費会計の繰越収支差額と修繕積立金会計の繰越収支差額は別々に計算・管理され、混用しないことが区分経理の大原則です。管業試験では本問のような数値計算問題(3ステップ:収支差額→次期繰越)が頻出で、計算ミスなく解けるよう練習が必要です。

この問題の根拠出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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