管業 管理組合会計・財務 問32:財務諸表
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10)
マンション管理組合の管理費会計の収支計算書に関して、次の数値が示されている。前期繰越収支差額:30万円、当期収入合計:480万円、当期支出合計:470万円。この場合の次期繰越収支差額として正しいものはどれか。
- ア10万円
- イ40万円正答
- ウ50万円
- エ480万円
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計算の流れは①当期収支差額=当期収入合計-当期支出合計=480万円-470万円=10万円。②次期繰越収支差額=前期繰越収支差額+当期収支差額=30万円+10万円=40万円。よって正答はイ(40万円)です。
収支計算書の計算構造を確認します。第1ステップ:当期収支差額=収入480万円-支出470万円=10万円(収入超過)。第2ステップ:次期繰越収支差額=前期繰越30万円+当期収支差額10万円=40万円。選択肢アの10万円は「当期収支差額」のみであり、前期繰越を加算していません。選択肢ウの50万円は「前期繰越30万円+収入480万円-支出470万円+(誤計算で10万円を足すべきところを20万円にした)」と考えられる計算誤りです。選択肢エの480万円は当期収入合計の読み間違いです。この計算は収支計算書の基本として確実に理解しておく必要があります。
収支計算書の繰越収支差額の読み方は、管理組合の財務健全性の評価に直結します。次期繰越収支差額40万円は管理費会計の「蓄積」であり、これが翌期の予備費・突発的な修繕費用等のバッファーとなります。一方この40万円は管理費収入が適正かどうかの判断材料にもなります。もし毎年収支差額がプラスで繰越が積み上がり続けている場合は、管理費が過剰徴収である可能性があり、値下げの検討対象となります。逆に毎年赤字で繰越残高が縮小している場合は、管理費の値上げ・サービス内容の見直しが必要です。管理組合の総会では決算書(収支計算書・貸借対照表)の承認議案として全区分所有者に開示され、繰越金の推移が重要な審議事項となります。また管理費会計の繰越収支差額と修繕積立金会計の繰越収支差額は別々に計算・管理され、混用しないことが区分経理の大原則です。管業試験では本問のような数値計算問題(3ステップ:収支差額→次期繰越)が頻出で、計算ミスなく解けるよう練習が必要です。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。