問題
修繕積立金の積立方式に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ
答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
均等積立方式は「ずっと同じ金額を積み立てる」方式です。毎月の積立額が変わらないので計画が立てやすいですが、最初から必要額全体を均等に払う必要があります。段階増額積立方式は「最初は安く、後から高くなる」方式です。新築購入時の負担は軽いですが、将来の大幅値上げリスクがあります。選択肢エが均等積立方式の特徴を正確に説明しています。正答はエです。
2つの積立方式の比較を整理します。均等積立方式:計画期間全体で必要な修繕費総額を年数で均等割りした額を毎月徴収。初期負担は重いが、計画上は将来の増額を前提としない。段階増額積立方式:初期を低額に設定し、段階的に増額する方式。当初の負担は軽いが、将来の増額に合意が得られないと積立不足が生じるリスクがある。選択肢アは均等と段階増額の説明が逆です。選択肢ウの「均等積立と同額から値下げ」は段階増額とは逆の動きです。選択肢イは均等積立方式の説明であり、段階増額積立方式の説明としては誤りです。標準管理規約(令和7年10月17日改正版)コメント64条関係⑧は、均等積立方式を「長期修繕計画の期間中の積立金の額が均等となるように設定する方式」、段階増額積立方式を「当初の積立額を抑え、段階的に増額する方式」と説明しています。
段階増額積立方式は、当初の負担が軽い代わりに、予定どおりの増額について区分所有者の合意が得られないと積立不足が生じやすい方式です。標準管理規約コメント48条関係は、毎年の総会で長期修繕計画上の積立予定額と現時点における積立額の差を明示する資料を提示するとともに、段階増額積立方式を採用している場合は今後の変更予定時期及び変更予定額を説明することが合意形成に有効としています。また別添4(管理情報提供様式に記載のある項目例)は、修繕積立金に関する事項として「修繕積立金の積立方式(均等積立方式、段階増額積立方式の別)」を挙げており、住戸の売買の際にも積立方式が確認される情報となっています。国土交通省は令和3年9月28日に「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を見直し、修繕積立金額の目安とする㎡単価と計算式を更新しています。修繕積立金の額の変更は、管理費等の額並びに賦課徴収方法として総会の決議事項です(48条六号)。管業試験では両方式の特徴(初期負担・将来の変動リスク・計画立案のしやすさ)の比較が問われます。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

