管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 建築・設備 問12|バルコニー・共用廊下の構造的管理

問題

管業 | 建築・設備 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

分譲マンションのバルコニー・共用廊下の構造・管理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

マンション標準管理規約では、バルコニーは「共用部分」で、その住戸の区分所有者に専用使用権が認められています。バルコニーの手すりや防水層などの計画修繕は管理組合が行います(ウ:正)。アの「区分所有者が費用を負担しなければならない」は誤りで、区分所有者が行うのは清掃など通常の使用に伴う保存行為です。玄関扉も共用部分で、錠と内部塗装部分だけが専有部分とされています(イ:誤)。

バルコニー・共用廊下の区分を標準管理規約に基づき整理します。バルコニーは標準管理規約上の「共用部分」に該当し(共用部分の範囲を定めた別表)、区分所有者が専用使用権を有しますが、所有は区分所有者全員の共有です。標準管理規約は、敷地及び共用部分等の管理は管理組合がその責任と負担で行い、バルコニー等の保存行為のうち通常の使用に伴うもの(清掃、窓ガラスが割れた時の入れ替え等)だけは専用使用権者が行うとしています。したがって手すり・防水層などの計画修繕は管理組合が実施します(ウ:正、ア:誤)。玄関扉は、錠及び内部塗装部分が専有部分で、それ以外は共用部分です(イの「玄関扉は専有部分に含まれるため管理対象外」は誤り)。エの「重量物の設置は自由」は管理規約の制限違反になる場合があり(バルコニーの過荷重による構造への影響)、一律に自由というのは誤りです。

バルコニーの管理区分は、区分所有法・管理規約・使用細則の三層構造で規律されます。区分所有法13条は、各共有者は共用部分をその用方に従って使用することができると定め、専用使用権は規約(区分所有法30条1項)で定めることにより設定されます。国土交通省のマンション標準管理規約(単棟型)は、バルコニー等に専用使用権を認めたうえで、通常の使用に伴う保存行為は専用使用権者、計画修繕等は管理組合がその責任と負担で行うこととしています。実務上の重要論点として、区分所有者がバルコニーに無断で後付けサンルームを設置するケースがあります。これは①共用部分の無断変更(形状又は効用の著しい変更に当たれば区分所有法17条1項の集会の決議が必要)、②建築基準法上の床面積算入・建蔽率超過の問題を引き起こす可能性があります。管理業者は管理委託業務として、このような無断改造の把握と管理組合への報告・是正指導の支援を行います。また手すり(金属製手すり笠木・格子)は落下事故防止の観点から大規模修繕時に溶接部・固定部の腐食確認が必須で、手すりの高さ(2階以上の階にあるバルコニー等の周囲には高さ1.1m以上の手すり壁等が必要=建築基準法施行令126条1項)の確認も重要です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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