問題
マンションの給水管の材質と腐食に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
給水管の材質は建築年代によって異なります。古いマンションでは亜鉛メッキ鋼管が使われており、腐食で「赤水」が出る問題があります(ア:正)。樹脂管(架橋ポリエチレン・ポリブテン)は錆は出ませんが「無限に使用できる」わけではなく、温度・紫外線・経年劣化による強度低下があります(エの「無限に使用できる」は誤り)。よって最も不適切なものはエです。
給水管の材質別特性を整理します。①亜鉛メッキ鋼管(白ガス管):古いマンションで使われていた給水管。内面腐食(赤錆・錆瘤)が進行すると赤水・流量低下が発生します(ア:正)。②ステンレス鋼管:耐腐食性が高く長寿命ですが、高塩素・引張応力が重なると応力腐食割れのリスクがあります(イ:正)。③銅管:熱に強く給湯管でも使用。遊離炭酸が多い酸性水質ではピンホール腐食(細穴からの漏水)が起きることがあります(ウ:正)。④架橋ポリエチレン管・ポリブテン管:錆は発生しませんが、高温・高圧下での使用には定格範囲があり、紫外線による劣化や経年による耐用年数の制約もあります(エの「無限に使用できる」は誤り=正答)。
給水管の材質と更新計画は管業試験の重要テーマです。亜鉛メッキ鋼管を使用した旧来のマンションでは赤水・流量不足が問題になり、更生工事(既存管の内部を洗浄・研磨して再度コーティングする)又は更新(取替え)工事が選択肢となります。長期修繕計画作成ガイドライン(令和6年6月改定)の修繕周期の例では、屋内共用給水管の更生は19〜23年、取替えは30〜40年とされています。給水管更新の際、専有部分内の配管と共用部分の配管の費用分担が問題になります。標準管理規約のコメントは、共用部分と専有部分の配管の取替えを一体的に行う場合、あらかじめ長期修繕計画に記載し、その工事費用を修繕積立金から拠出することを規約に規定するとともに、先行して工事を行った区分所有者への補償の有無等にも留意することが必要としています。管業試験では「亜鉛メッキ鋼管の問題(赤水・錆瘤)」「銅管のピンホール腐食」「架橋ポリエチレン管の耐用年数の有限性」が出題されます。実務では受水槽清掃時の残留塩素測定(末端蛇口で0.1mg/L以上)と赤水・錆確認が管理業者の日常点検業務です。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

