管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 建築・設備 問41|機械式駐車設備の保守管理

問題

管業 | 建築・設備 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

マンションの機械式駐車設備(立体駐車場・地下式等)の保守管理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

機械式駐車設備(パレット式・垂直循環式等)は可動部品が多く、定期的な専門業者による保守点検が安全上必要です(イ:正)。機械式駐車設備の廃止・跡地利用は共用部分の変更に当たり、管理組合の総会決議が必要です(ウの「特別な決議不要」は誤り)。よって正答はイです。

機械式駐車設備の管理を整理します。①定期検査(ア):建築基準法12条3項の定期検査の対象は、政令(施行令16条3項)で定める昇降機・防火設備と特定行政庁が指定するものであり、政令には機械式駐車設備は掲げられていません。「昇降機検査と同じ制度で毎年報告しなければならない」とするアは誤りです。機械式駐車設備は、メーカー等の保守点検による維持管理が中心になります。②保守点検(イ):月次・年次の定期保守点検を専門業者が実施することで機器の劣化抑制・事故防止が図られます(イ:正)。③廃止の意思決定(ウ):機械式駐車設備は共用部分であり、廃止・変更は管理組合の集会(総会)の決議が必要です(形状又は効用の著しい変更に当たれば区分所有法17条1項の決議。ウ:誤)。④使用料収入(エ):駐車場使用料の会計処理は管理規約で定める事項で、区分所有法(「建物の区分所有等に関する法律」)が「修繕積立金に直接充当」を義務付けているわけではありません(エ:誤)。標準管理規約は、駐車場使用料その他の使用料は、それらの管理に要する費用に充てるほか、修繕積立金として積み立てるとしています。

機械式駐車設備の廃止・集約問題は近年のマンション管理で最も重要な課題の一つです。機械式駐車設備は修繕工事に多額の費用を要するため、更新するか廃止(平面化等)するかの選択を迫られる管理組合があります。長期修繕計画作成ガイドライン(令和6年6月改定)の修繕周期の例では、機械式駐車場の補修は5年、取替えは18〜22年程度とされ、同ガイドラインは、駐車場使用料で費用が賄えず稼働率の低下が恒常的な場合などには機械式駐車場の除却の検討も必要となるとしています。また、管理費会計・修繕積立金会計とは区分して駐車場使用料会計を設けることも考えられるとしています。廃止の判断要因は①駐車場の稼働率②更新費用と廃止費用の比較③跡地の有効活用(来客用・EV充電スペース等)です。廃止・変更の決議は、形状又は効用の著しい変更に当たれば区分所有法17条1項の決議(2026年4月施行の改正後は、区分所有者及び議決権の各過半数を有する者が出席し、出席者及びその議決権の各4分の3以上)、当たらなければ39条1項の普通決議となります。管業試験では「機械式駐車設備の定期保守の重要性」「廃止・変更の決議要件」「使用料の会計処理」が頻出です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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