管業 建築・設備 問46:消防・防災
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10)
屋内消火栓設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア屋内消火栓は、火災時に消防隊員のみが使用する専用設備であり、一般居住者・管理組合員が操作することは法律で禁止されている。
- イ1号消火栓(1人操作用)は消火栓箱からホース展開・放水まで1人で操作できる消火栓で、2号消火栓(易操作性1号消火栓)は2人以上での操作が必要である。
- ウ屋内消火栓設備の警戒区域(放水有効範囲)は、1号消火栓の場合、ノズルから半径25m以内が一般的な基準とされている。正答
- エ屋内消火栓を設置した場合、その設置場所(消火栓箱)から当該建物の任意の場所まで消防用ホースが届く設計とすることが、消防法施行令で義務付けられている。
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屋内消火栓は火災の初期段階で在館者(一般居住者・管理員等)も使用できる消防設備です(アの「消防隊員のみ・居住者使用禁止」は誤り)。警戒区域(有効放水範囲)は1号消火栓でホースの有効半径25mとされています(ウ:正)。よって正答はウです。
屋内消火栓の種類と基準を整理します(消防法施行令第11条・消防用設備等の技術上の基準)。①1号消火栓:ホース口径65mm・ノズル口径13mm・放水量130L/min以上。2人操作が標準(ホース延長係員+バルブ開操作係員)。有効警戒半径25m(ウ:正)。②2号消火栓(易操作性1号消火栓):1人操作が可能な形式(自動巻き取りホース・ノズル一体型バルブ等)。口径25mm・放水量60L/min以上。共同住宅・ホテルで広く採用されます(イの「1号が1人操作・2号が2人以上必要」は逆で誤り)。③設置義務:延べ面積700m²以上の建物(用途によって異なる)に設置義務があります(エの「任意の場所まで届く」は配置設計の考え方として正しい方向だが、「義務付けられている」という表現は確認が必要)。ウの半径25mは1号消火栓の有効警戒距離として正確です。
屋内消火栓の設置・維持管理は管業試験の重要テーマです。消防設備は消防法17条の3の3に基づく定期点検(機器点検:6ヶ月ごと・総合点検:1年ごと)が義務付けられており、特定防火対象物(共同住宅は非特定防火対象物だが一定規模以上は特定)は消防署への報告義務があります。点検は消防設備士または消防設備点検資格者が実施します。実務では屋内消火栓の点検結果(ホースの破損・バルブの作動確認・水圧試験)を管理組合に報告し、不備事項の是正を促すことが管理業者の職務です。屋内消火栓の維持管理費(定期点検・ホース更新・バルブ交換)は管理費から支出し、大規模な消火設備の更新(配管更新・ポンプ交換)は修繕積立金から支出します。管業試験では「屋内消火栓の種類(1号・2号)と放水量」「有効警戒半径(1号:25m・2号:15m)」「消防設備点検の頻度(機器点検6ヶ月・総合点検1年)」「点検資格者(消防設備士等)」が頻出の数値・制度知識です。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。
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執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。