建築・設備48消防・防災

管業 建築・設備 問48:消防・防災

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10

消防法に定める避難器具に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 緩降機(かんこうき)は、ロープ・ベルト・速度調整器を組み合わせて自分の体重を利用しながらゆっくりと降下できる避難器具であり、操作には特別な訓練が必要で一般の居住者には使用が禁止されている。
  • 避難器具(避難はしご・緩降機・救助袋等)は、消防法施行令の定めに基づき、共同住宅では2階以上の階に設置が義務付けられる場合がある。正答
  • 救助袋(斜降式)は、布製の袋状の筒の中を斜めに降下する避難器具であり、1人が降下中は次の人が使用できないため利用効率が低い。
  • マンションのバルコニーに設置されている隣戸への蹴破り板(避難隔板)は、消防法上の避難器具に分類される。
正答:避難器具(避難はしご・緩降機・救助袋等)は、消防法施行令の定めに基づき、共同住宅では2階以上の階に設置が義務付けられる場合がある。

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避難器具(避難はしご・緩降機・救助袋等)は消防法施行令により一定の条件を満たす建物の2階以上に設置が義務付けられます(イ:正)。緩降機は一般の人でも操作できる設計で、特別な訓練がなくても使用可能です(アの「一般居住者使用禁止」は誤り)。バルコニーの蹴破り板は避難器具ではなく「避難施設(開口部)」の概念に近いです(エ:誤)。よって正答はイです。

標準試験対策の基準レベル

避難器具の種類と設置基準を整理します(消防法施行令第25条・別表第1)。①避難はしご(固定式・折りたたみ式):壁面に固定または格納し、窓から展開して降下。②緩降機:ロープと速度調整器で体重を利用してゆっくり降下。一般人が操作できる設計(ア:誤)。③救助袋(斜降式・垂直式):布製の袋状筒。斜降式は斜めに降下。ウの「1人降下中は次が使えない」は救助袋の特性として一面正しいですが、垂直式は複数人が連続使用可能。斜降式の利用効率についてはウが概ね正です。④滑り台:3〜4階程度の低層建物向け。避難器具の設置義務(イ):消防法施行令別表第1(6)項ロ(共同住宅)の場合、3階以上で収容人員20人以上等の条件で義務付けられます。「2階以上の階に設置が義務付けられる場合がある」という表現は正確です(イ:正)。蹴破り板(エ):消防法施行令上の「避難器具」の定義には該当しません(エ:誤)。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

避難器具の選定・設置基準と実際の使用可能性は管理組合への防災教育で重要です。緩降機は簡単に操作できる設計ですが、実際の火災時に正確に使用するためには定期的な避難訓練での体験使用が効果的です。消防法第8条に基づき、防火管理者(消防計画作成・避難訓練実施の責任者)が選任されている建物では、年2回以上の消火訓練・避難訓練の実施が義務付けられています。共同住宅(マンション)では収容人員50人以上の場合に防火管理者選任義務があります。防火管理者の資格は「甲種防火管理者」(収容人員300人以上)と「乙種防火管理者」(収容人員300人未満)に区分されます。管業試験では「避難器具の種類(避難はしご・緩降機・救助袋・滑り台・避難ロープ)」「緩降機の操作性(一般人使用可能)」「防火管理者選任義務(収容人員50人以上の共同住宅)」が頻出の数値・知識です。また管理業者として「避難器具の定期点検(作動確認・腐食確認)」「避難訓練の支援(自衛消防組織との協力)」が業務内容に含まれる重要事項です。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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