建築・設備49消防・防災

管業 建築・設備 問49:消防・防災

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10

消防法に定める防火管理者に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 分譲マンションにおける防火管理者は、消防法上の「防火対象物の管理権原者」に当たる管理組合理事長が自ら就任しなければならず、第三者への委任はできない。
  • 共同住宅(マンション)では、収容人員が50人以上の場合に甲種または乙種防火管理者の選任が消防法上義務付けられている。正答
  • 防火管理者に選任された者は、消防計画の作成・防火訓練の実施(年1回以上)・消防設備の点検監督等を行う職務があるが、消防署への届出は不要である。
  • 乙種防火管理者の資格は、甲種防火管理者と同じ講習で取得でき、資格の有効期限はどちらも5年である。
正答:共同住宅(マンション)では、収容人員が50人以上の場合に甲種または乙種防火管理者の選任が消防法上義務付けられている。

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消防法では収容人員が50人以上のマンション(共同住宅)に防火管理者の選任が義務付けられています(イ:正)。防火管理者は管理権原者(理事長)が選任する者で、必ずしも理事長本人である必要はなく第三者への委任も可能です(アの「理事長が自ら就任・委任不可」は誤り)。選任後は消防署への届出が必要です(ウの「届出不要」は誤り)。よって正答はイです。

標準試験対策の基準レベル

防火管理者の制度を整理します(消防法第8条・消防法施行令第1条の2〜第4条)。選任義務の発生条件(イ):共同住宅(非特定防火対象物)では収容人員50人以上で防火管理者の選任が義務付けられます(イ:正)。甲種・乙種の区別:甲種は延べ面積300m²以上の特定防火対象物・収容人員300人以上の非特定防火対象物等で必要。乙種はそれ以外(小規模・収容人員300人未満の非特定等)。共同住宅の場合は収容人員50〜299人なら乙種でよく、300人以上なら甲種が必要です(アの「甲種または乙種」はイで述べているのみ)。選任後の届出(ウ):防火管理者を選任・解任した場合は所轄消防署長への届出が義務(消防法第8条第2項)(ウの「届出不要」は誤り)。防火訓練は消防計画に基づき共同住宅では年1回以上の実施が義務です(ウの「年1回以上」は正しい)。資格の有効期限(エ):防火管理者資格の「有効期限」は設けられておらず(更新制度なし)、ただし「再講習」の受講が推奨されています(エの「5年の有効期限」は誤り)。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

防火管理者の選任と管理組合の運営は密接に関連します。マンションでは管理組合理事長が「管理権原者」として防火管理者を選任し消防署に届け出る義務を負います。実務では管理業者のフロントマン(管理員)が防火管理者を補佐し、消防計画の作成支援・年次訓練の企画・消防設備点検の立会いを行うケースが多いです。2023年の消防法改正では「統括防火管理者」制度が強化され、高層建築物(高さ31m超)・大型建物では複数テナント・管理者がいる場合に「統括防火管理者」を選任して消防計画を一元管理することが義務化されました。マンション管理では一般に「統括防火管理者=防火管理者」として理事長・管理者が選任されます。消防計画の内容:①自衛消防組織の編成②火災予防対策③消火・避難・通報の訓練計画④火気管理・避難施設管理の方法⑤消防設備の点検・整備計画。管業試験では「収容人員50人以上の共同住宅=防火管理者選任義務」「甲種(300人以上・300m²以上特定)と乙種の区別」「選任後の消防署届出義務」「防火訓練年1回以上」の4点が最重要数値です。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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