管業 建築・設備 問50:消防・防災
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-10)
消防法に定める消防用設備等の点検および報告に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア消防用設備等の点検には「機器点検」と「総合点検」の2種類があり、機器点検は毎年1回以上、総合点検は2年に1回以上実施する義務がある。
- イ消防用設備等の点検は、消防設備士または消防設備点検資格者が実施することが義務付けられており、管理組合や入居者が自ら点検することは法令上認められていない。
- ウ消防用設備等の点検結果は、共同住宅(非特定防火対象物)の場合、3年に1回所轄消防署長に報告する義務がある。正答
- エ消防用設備等の点検・報告をしなかった場合でも、管理組合は行政指導の対象となるのみであり、消防法上の罰則は設けられていない。
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消防用設備等の点検には「機器点検(6ヶ月ごと)」と「総合点検(1年ごと)」があります(アの「機器点検は毎年1回・総合点検は2年に1回」は誤りで、正しくは機器点検6ヶ月・総合点検1年)。点検結果の消防署への報告は、共同住宅(非特定防火対象物)では3年に1回です(ウ:正)。よって正答はウです。
消防用設備等の点検・報告制度(消防法17条の3の3)を整理します。点検の頻度:①機器点検(外観・機能試験):6ヶ月に1回以上(アの「毎年1回」は誤り)。②総合点検(実際に作動させての性能確認):1年に1回以上(アの「2年に1回」は誤り)。点検実施者(イ):延べ面積1,000m²以上の建物(または消防長・消防署長が指定した建物)は有資格者(消防設備士または消防設備点検資格者)による点検が義務。それ未満の建物は管理組合・居住者自身での点検も認められます(イの「すべての建物で有資格者義務・入居者点検は法令上認められない」は誤り)。報告義務(ウ):特定防火対象物(ホテル・病院等)は1年に1回、非特定防火対象物(共同住宅・事務所等)は3年に1回、所轄消防署長に報告(ウ:正)。罰則(エ):消防法44条・45条に違反した場合の罰則(30万円以下の罰金・過料等)が規定されており「罰則なし」は誤りです(エ:誤)。
消防用設備等の点検制度は管業試験の最頻出テーマの一つです。「機器点検6ヶ月・総合点検1年・報告:特定1年/非特定3年」は試験必須の数値セットです。実務での重要点:①点検実施記録の保存(3年間)②不備事項の改善(是正命令対象)③消防署への報告書の作成・提出の代行(管理業者の業務)。共同住宅でよくある消防設備不備の例:誘導灯の球切れ・消火器の期限切れ(加圧式消火器の5年・蓄圧式の10年目安)・スプリンクラーヘッドへの物品接触・自動火災報知設備の感知器の変形・ホースの腐食。消防設備の維持管理費(定期点検・消火器更新等)は管理費から支出し、消防設備の大規模な更新工事(配管・ポンプ更新)は修繕積立金から支出します。近年の注目テーマとして「消防設備のIoT化(遠隔点検・無線感知器)」があり、管理員常駐時間外の異常をリアルタイムで通知するシステムが普及しています。管業試験では「機器点検6ヶ月・総合点検1年」「非特定防火対象物の報告3年に1回」「点検実施者の資格要件(1,000m²以上は有資格者)」「消防法の罰則(30万円以下)」が頻出です。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-10)。
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執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。