管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 建築・設備 問60|鉄部塗装と塗料の種類

問題

管業 | 建築・設備 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

マンションの鉄部塗装に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

鉄部塗装は美観だけでなく防錆・腐食防止が主目的です(アの「防錆機能はない」は誤り)。施工は下塗り(錆止め)→中塗り→上塗りの3工程で、特に下塗りの防錆機能が重要です(ウ:正)。長期修繕計画作成ガイドライン(令和6年6月改定)の修繕周期の例では、鉄部塗装は5〜7年程度と外壁塗装(12〜15年程度)より短いです(イの「同一の12年程度」は誤り)。よって正答はウです。

鉄部塗装の特性を整理します。鉄部塗装の目的(ア):①防錆・腐食防止(最重要)②美観維持③劣化抑制。塗膜が損傷すると下地の鉄が露出して錆が急速に進行します(ア:誤)。修繕周期(イ):鉄部塗装は紫外線・雨水・温度変化による塗膜の劣化が早いため、長期修繕計画作成ガイドラインの修繕周期の例でも、外壁塗装(12〜15年程度)より短い5〜7年程度とされています(イの「外壁塗装と同一・12年」は誤り)。施工工程(ウ):①下塗り(プライマー・錆止め塗料):鉄面に防錆層を形成・中塗りとの密着性確保。②中塗り:塗膜の肉厚確保・色ベース。③上塗り:耐候性・美観・防水性確保。3工程の適切な施工が防錆効果と耐久性を決定します(ウ:正)。塗膜の耐久性(エ):塗膜は経年とともに紫外線劣化・チョーキング(表面粉化)・剥離が発生するため定期的な再塗装が必要です(エの「半永久的・再塗装不要」は誤り)。

鉄部塗装は管業試験の中では「修繕周期の比較」の文脈で頻出です。長期修繕計画における鉄部塗装費の計上方法:5〜7年ごとの修繕サイクルで計上するため、大規模修繕工事(一般的に12〜15年程度の周期)の際と、その中間の時期に実施する計画が多く見られます。なお修繕積立金ガイドラインは、近年の新築マンションでは錆びにくいアルミ製やステンレス製の手すり等が多く使われ、金属部分の塗装に要する修繕工事費は少なくて済む傾向があるとしています。鉄部の中で特に重要なのは「手すり(バルコニー・廊下・階段)」の防錆管理で、腐食が進行すると強度低下から落下事故につながるリスクがあります。高強度の要求箇所(手すり・フェンス)では下塗りに「無機ジンクリッチプライマー」(亜鉛を多量に含む防錆塗料)、上塗りに「ふっ素樹脂塗料」(高耐候性)を使用する高耐久仕様を採用するケースも増えています。塗装工事の品質確認ポイント:①下地処理(ケレン作業:錆・旧塗膜の除去)の徹底②塗料の乾燥時間の確保③塗膜厚の確認(乾燥膜厚測定)。管業試験では「鉄部塗装の主目的(防錆)」「修繕周期(5〜7年・外壁塗装より短い)」「3工程塗装(下塗り防錆・中塗り・上塗り耐候性)」「チョーキングの概念(表面粉化)」が出題されます。

この問題の根拠出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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