問題
標準管理規約(単棟型)における駐車場の管理と使用料に関する次の記述のうち、標準管理規約の規定によれば、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
標準管理規約では、管理組合が特定の区分所有者に駐車場使用契約により駐車場を使用させ(15条1項)、使用者は管理組合に駐車場使用料を納入します(15条2項)。駐車場使用料などの使用料は、それらの管理に要する費用に充てるほか、修繕積立金として積み立てます(29条)。よって正答はエです。
標準管理規約29条は「駐車場使用料その他の敷地及び共用部分等に係る使用料(以下「使用料」という。)は、それらの管理に要する費用に充てるほか、修繕積立金として積み立てる」と定めています。エは正しい記述です。アは誤りです。標準管理規約の駐車場は管理組合が使用契約により使用させるもので(15条1項)、使用料は管理組合に納入されます(15条2項)。イは誤りです。駐車場を区分所有者以外の者に使用させることについて、コメント15条関係①は修繕積立金不足への対策等の観点から考えられるとしていますが、その場合も規約・使用細則や総会の決議で条件を定めて行うもので、「規約の定めなく実施できる」わけではありません(税務上の扱いにも注意が必要とされています)。ウは誤りです。15条3項は、区分所有者がその所有する専有部分を他の区分所有者又は第三者に譲渡又は貸与したときは、その区分所有者の駐車場使用契約は効力を失うと定めています。正答はエです。
標準管理規約の駐車場の規律は、①管理組合と特定の区分所有者との駐車場使用契約による使用(15条1項)、②駐車場使用料の納入(15条2項)、③専有部分の譲渡・貸与による契約の失効(15条3項)、④使用料の充当先(29条:それらの管理に要する費用に充てるほか修繕積立金として積み立てる)で構成されています。コメント15条関係は、本条が駐車場の収容台数が不足している場合を前提としていること(①)、空き区画がある場合に組合員以外の者に使用させることも考えられ、その場合の税務上の扱い(区分所有者を優先する条件を設定している等のケースでは外部貸しのみが課税対象となる旨の国税庁の見解)を参照すべきこと(①)、使用者の選定方法など詳細は駐車場使用細則で定め、使用契約の内容もあらかじめ総会で合意を得ておくことが望ましいこと(③)、使用者の選定は抽選や申込順など公平な方法によること(⑨)、使用料は近傍の同種の駐車場料金と均衡を失しないよう設定すること(⑩)などを示しています。コメント29条関係は、機械式駐車場を有する場合は維持・修繕に多額の費用を要することから、管理費及び修繕積立金とは区分して経理することもできるとしています。管理費等及び使用料の額並びに賦課徴収方法は総会の決議事項です(48条六号)。駐車場の管理は管理組合がその責任と負担で行います(コメント21条関係②)。以上から、正答はエです。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

