マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 管理実務 問27|管理事務報告の相手方と実施義務

問題

マン管 | 管理実務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

管理業務主任者による管理事務報告(マンション管理適正化法77条・同法施行規則88条)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

管理会社は、管理組合に理事長などの「管理者等」がいる場合、その管理者等に対して、定期的に管理業務主任者から管理事務の報告をさせなければなりません。アが正答です。

マンション管理適正化法77条1項は「マンション管理業者は、管理事務の委託を受けた管理組合に管理者等が置かれているとき(次項に規定するときを除く)は、…定期に、当該管理者等に対し、管理業務主任者をして、当該管理事務に関する報告をさせなければならない」と定めています。アが正答です。イは施行規則88条1項が、管理事務報告書を作成し「管理業務主任者をして、これを管理者等に交付して説明をさせなければならない」と定めており(説明の際は法77条3項により管理業務主任者証の提示が必要)、書面交付のみでは足りません。誤り。ウは77条2項が、管理者等が置かれていない場合(又は管理業者自身が管理者等である場合)には、定期に説明会を開催し、区分所有者等に対して管理業務主任者をして報告させなければならないと定めています。「報告不要」は誤り。エは施行規則88条1項が定める記載事項は「報告の対象となる期間」「管理組合の会計の収入及び支出の状況」「前二号に掲げるもののほか、管理受託契約の内容に関する事項」の3点ですが、これらを超える事項の記載を禁止する規定はありません。誤り。

管理事務報告(77条報告)は、管理受託契約における管理業者の最も重要な説明責任の一つです。手続の構造として、77条1項は管理組合に管理者等が置かれている通常のケースを対象に、定期に、管理業務主任者をして当該管理者等に報告させる義務を定めています。これに対し77条2項は、管理組合に管理者等が置かれていない場合、又は当該マンション管理業者自身が当該管理組合の管理者等である場合について、定期に説明会を開催し、区分所有者等に対して管理業務主任者をして報告させる義務を定めています。いずれの場合も、報告の相手方に対する説明の際には管理業務主任者証の提示が必要です(77条3項)。報告の時期と方法について、施行規則88条1項は、管理事務を委託した管理組合の事業年度終了後、遅滞なく、管理事務報告書を作成し、管理業務主任者をしてこれを管理者等に交付して説明をさせなければならないとし、77条2項の場合は同規則89条が、説明会を開催して区分所有者等に交付・説明させること、説明会の開催日の一週間前までに日時・場所を見やすい場所に掲示することを定めています。管理事務報告書の記載事項は施行規則88条1項が定めており、①報告の対象となる期間、②管理組合の会計の収入及び支出の状況、③前二号に掲げるもののほか管理受託契約の内容に関する事項、の3点が列挙されています。これらは記載すべき最低限の事項であり、実務上は管理業務の実施状況の概要や、次年度に向けた提案事項などを付加的に記載することも一般的に行われており、同規則がこれを禁止しているわけではありません。なお、同条2項以下は、管理事務報告書の交付に代えて、相手方の承諾を得て電磁的方法により記載事項を提供できる仕組みを詳細に定めています。管理組合の実務としては、管理者等の有無に応じて報告の相手方・方法(個別報告か説明会形式か)が異なる点を正しく理解し、報告書の記載事項が施行規則の定める最低限の内容を満たしているかを確認することが重要です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理適正化法77条・施行規則88条(e-Gov 法令検索・現行)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

この問題の関連トピック

  • 管理事務報告の相手方と実施義務
  • 頻出度A

関連する問題

ページの先頭へ