管理実務41管理実務

マン管 管理実務 問41:管理実務

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

使用細則の設定・変更に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 使用細則は管理規約の下位規範であり、その設定・変更は管理規約と同様に区分所有者及び議決権の各4分の3以上の特別決議が必要である。
  • 使用細則は理事会の議決のみで設定・変更することができ、総会の決議は不要である。
  • 使用細則の設定・変更は管理組合の総会において普通決議(区分所有者及び議決権の各過半数)で行うことができ、規約より緩やかな要件で設定・変更が可能である。正答
  • 使用細則に違反する行為を行った区分所有者は、当該使用細則が区分所有者総会の普通決議で設定されたものであっても、同じく区分所有法6条の違反者として同法57条以下の措置の対象となる。
正答:使用細則の設定・変更は管理組合の総会において普通決議(区分所有者及び議決権の各過半数)で行うことができ、規約より緩やかな要件で設定・変更が可能である。

AI解説(初心者・標準・上級)

理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠条文・標準管理規約・国土交通省ガイドラインも明記。

初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

使用細則の設定・変更は、管理規約(特別決議:4分の3以上)よりも緩やかな「普通決議(過半数)」で行えます。これが管理規約と使用細則の大きな違いの一つです。ウが正答です。

標準試験対策の基準レベル

管理規約の設定・変更は区分所有法31条により特別決議(4分の3以上)が必要ですが、使用細則は「管理に関する事項」(同法18条)として普通決議(過半数)で設定・変更できます。ウが正答です。アは使用細則の設定・変更に特別決議は不要であり誤り。イは理事会のみで使用細則を設定・変更することは越権行為であり、総会の承認が必要です。誤り。エは使用細則が普通決議で設定されたものであっても、区分所有法6条は「管理規約で定めた事項のほか…」に基づく規制に違反する行為を禁止しており、使用細則違反も57条以下の対象となり得ます。よってエも正しい内容を含みますが、本問は設定・変更手続きを問うており、ウが最も直接的な正答です。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

使用細則の法的地位と設定手続きは管理組合運営の基礎知識です。管理規約と使用細則の関係:管理規約は区分所有法の「規約」(同法30条1項)であり、設定・変更には特別決議(同法31条1項:4分の3以上)が必要です。使用細則は「管理に関する事項」(同法18条1項)として普通決議(過半数)で設定・変更できます。ただし管理規約で「使用細則の設定・変更には特別決議を要する」と定めることも可能であり、管理組合の規約内容によって異なります(標準管理規約は普通決議を標準としています)。使用細則の典型例:ペット飼育細則、駐車場・駐輪場使用細則、フローリング施工基準細則、民泊禁止細則、リフォーム工事申請細則、暴力団員排除細則等。区分所有法との関係:使用細則は「管理規約に基づく細則」であり、区分所有法6条の「建物又はその敷地若しくは付属施設の管理又は使用に関する区分所有者相互間の事項」(同条1項)に関する規定として、区分所有者・占有者を拘束します(同法46条1項)。使用細則違反は区分所有法57条の「共同の利益に反する行為」として措置請求の対象となり得ます。標準管理規約の構成:標準管理規約本体(基本的事項)+別表(駐車場使用契約書等)+各種細則(ペット・リフォーム・駐輪場等)という三層構造が典型的な管理規約の構成です。使用細則は本体規約と矛盾することはできず(下位規範)、本体規約の範囲内で具体的ルールを定めるものです。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

関連論点

使用細則の設定・変更と総会決議要件頻出度A

管理実務の他の問題

1
管理実務
2
管理実務
3
管理実務
4
管理実務
5
管理実務
6
管理実務
管理実務の一覧

科目別に解いて、マン管に合格

5科目のオリジナル問題。各問に根拠条文・標準管理規約・国土交通省ガイドラインとAI解説(3レベル)付き・閲覧無料。