管理実務44管理実務

マン管 管理実務 問44:管理実務

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション共用部分への防犯カメラ設置と個人情報保護に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 防犯カメラの映像は「個人情報」(個人情報保護法2条1項)に原則として該当しないため、管理組合はカメラで撮影した映像を自由に管理・活用することができる。
  • 防犯カメラを共用部分(エントランス・廊下・駐車場等)に設置する場合、住民のプライバシー保護の観点から、全区分所有者の同意を得なければ設置できない。
  • 防犯カメラの映像データを保存する場合、保存期間・アクセス権限・外部提供の条件(警察からの照会等)について使用細則または管理規約で定め、適切な管理体制を整えることが重要である。正答
  • 警察から犯罪捜査目的で防犯カメラ映像の提供を求められた場合、管理組合は個人情報保護法の第三者提供禁止(同法27条)を根拠に提供を拒否しなければならない。
正答:防犯カメラの映像データを保存する場合、保存期間・アクセス権限・外部提供の条件(警察からの照会等)について使用細則または管理規約で定め、適切な管理体制を整えることが重要である。

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防犯カメラの映像データを管理するとき、保存期間・誰が見られるか・警察への提供条件などを使用細則やルールで決めておくことが大切です。適切な管理体制を整えることが管理組合の責務です。ウが正答です。

標準試験対策の基準レベル

防犯カメラ映像は人物が特定できる場合は個人情報(個人情報保護法2条1項)に該当し、適切な管理が求められます。保存期間・閲覧権限・警察照会等の運用ルールを使用細則で定め、管理体制を整備することが推奨されます。ウが正答です。アは防犯カメラ映像は人物が映る場合は個人情報に該当し、「自由に管理・活用できる」は誤り。イは防犯カメラの設置は「共用部分の変更」として普通決議で実施でき(形状・効用の著しい変更なし)、全区分所有者の同意は不要です。誤り。エは警察の犯罪捜査による照会(刑事訴訟法上の令状・任意照会)は個人情報保護法27条1項各号(「法令に基づく場合」等)の適用除外に該当し得るため、一律に拒否することはできません。誤り。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

防犯カメラの個人情報保護問題はテクノロジーと法制度の交差点として重要です。個人情報該当性:防犯カメラ映像は個人の容貌・行動が記録された情報であり、特定の個人を識別できる場合(顔・車両番号等)は「個人情報」(個人情報保護法2条1項)に該当します。管理組合は個人情報取扱事業者として同法の規律を受けます(前述の通り規模要件の撤廃により全管理組合が対象)。利用目的の特定・通知(同法17条・21条):「防犯・管理組合の安全管理目的」として設置する旨を共用部分への掲示等で通知することが必要です。安全管理措置(同法23条):映像データの保存サーバー・録画機器へのアクセス制限(パスワード管理)、保存期間の設定(一般的に7〜30日程度)、廃棄手順の確立が求められます。第三者提供と警察照会:個人情報保護法27条1項は「法令に基づく場合」「人の生命・身体・財産の保護のために必要な場合」等に第三者提供を認める例外規定を設けています。警察の任意照会には任意で応じることができ、令状(刑事訴訟法218条以下)があれば義務として応じる必要があります。使用細則の整備内容:①設置場所・台数・目的の明記、②映像の保存期間と保存方法、③映像の閲覧資格者(理事長・管理員等)、④外部提供の条件(令状・理事会承認等)、⑤映像の廃棄手順、⑥緊急時(事件発生時)の対応手順を定めることが推奨されます。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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