管理実務48管理実務

マン管 管理実務 問48:管理実務

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

管理組合が加入する損害保険(火災保険・地震保険等)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 管理組合が契約する「マンション総合保険(火災保険)」は建物全体(共用部分・専有部分の両方)を保険の目的に含めることが一般的であり、専有部分内の損害も管理組合の火災保険でカバーされる場合がある。正答
  • 地震保険は単独で契約することができず、火災保険に付帯する形でのみ加入できるが、管理組合として地震保険に加入する際の保険金額の上限は、火災保険の保険金額の100%までとされている。
  • マンションの火災保険の保険期間は最長1年のみが認められており、2年以上の長期契約は法律上禁止されている。
  • 管理組合が加入する火災保険の保険金で大規模修繕工事を行う場合、保険金の使途について総会決議は不要であり、理事長が単独で発注・支払いを行うことができる。
正答:管理組合が契約する「マンション総合保険(火災保険)」は建物全体(共用部分・専有部分の両方)を保険の目的に含めることが一般的であり、専有部分内の損害も管理組合の火災保険でカバーされる場合がある。

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マンション用の火災保険(マンション総合保険)は建物全体(共用部分だけでなく専有部分も含む)を対象にすることが多く、専有部分内の損害も補償される場合があります。アが正答です。

標準試験対策の基準レベル

マンション総合保険(マンション専用火災保険)は、共用部分だけでなく専有部分を含む建物全体を保険対象とするプランが一般的です。これにより区分所有者が個別に火災保険を重複して加入する必要が減ります。アが正答です。イは地震保険は火災保険に付帯する形でのみ加入でき(地震保険法3条)、保険金額の上限は火災保険金額の「50%以内」が法律上の上限(同法7条)です。「100%まで」は誤り。ウは火災保険(非生命保険)の最長保険期間については、かつては最長10年等の長期契約が認められていましたが、近年(2022年以降)は最長5年に短縮されています(保険会社の商品改定による)。「最長1年のみ」は誤り。エは保険金で工事を行う場合でも、一定金額以上は管理組合の意思決定(理事会または総会)を経ることが必要であり、「理事長が単独で」は適切ではありません。誤り。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

管理組合の損害保険は資産保全の重要な手段です。マンション総合保険(火災保険)の特徴:一般の火災保険と異なり、①建物共用部分(廊下・エレベーター等)と専有部分を一体で保険対象とするプランが主流、②自然災害補償(風災・水災・雪災等)のオプション、③施設賠償責任保険(共用部分の管理に起因する第三者への損害賠償)のセット、④水漏れ(専有部分からの漏水等)への特約、が含まれるプランが多いです。近年の自然災害増加・建材費上昇を背景に保険料が大幅に上昇しており、長期修繕計画への組み込みが重要課題となっています。地震保険(地震保険法):火災保険に付帯する形でのみ加入可能(同法3条)。保険金額は火災保険金額の30〜50%(2016年の法改正前は50%上限、2016年以降も50%上限・下限は30%)。保険金の使途は「建物の地震・火山噴火・津波による損害の補償」(同法2条)に限定されます。政府と保険会社の共同保険の仕組みです(大規模地震時に国が補填)。保険期間の動向:火災保険は2022年10月以降、保険会社各社が最長5年(一部最長10年から短縮)の商品に改定しています。長期一括払いの割引幅が縮小しており、保険料の見直しが必要な管理組合が増えています。保険金の管理:保険金受領後の使途(修繕工事)は管理組合の意思決定プロセス(理事会決議・総会報告)を経ることが適正管理の観点から求められます。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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