問題
マンション標準管理規約(単棟型)における理事会の定足数及び議決要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
理事会は、理事の半数以上が出席すれば開くことができ、議事は出席した理事の過半数で決まります(標準管理規約53条1項)。これが正答ウです。アの「3分の2以上」、イの「4分の3以上」という要件はありません。エは誤りで、理事会は理事で構成され(51条1項)、監事は出席して意見を述べる立場ですが、理事会の構成員ではありません。
標準管理規約53条1項は「理事会の会議(WEB会議システム等を用いて開催する会議を含む。)は、理事の半数以上が出席しなければ開くことができず、その議事は出席理事の過半数で決する」と定めています。「半数以上」であり「過半数」ではない点に注意が必要です。よってウが正答です。アについて、3分の2以上という定足数の定めはありません。イについて、4分の3以上という要件は総会の特別決議の要件であり、理事会の議事は出席理事の過半数で決します。エについて、51条1項は「理事会は、理事をもって構成する」と定めています。監事は理事会に出席し、必要があると認めるときは意見を述べなければなりませんが(41条4項)、理事会の構成員ではなく、定足数や議決の計算には含まれません。
理事会の運営は、51条から55条で定められています。理事会は理事で構成され(51条1項)、規約・使用細則等又は総会の決議で理事会の権限とされた業務執行の決定、理事の職務の執行の監督、理事長・副理事長・会計担当理事の選任及び解任を職務とします(同条2項)。定足数は理事の半数以上の出席、議決は出席理事の過半数です(53条1項)。WEB会議システム等を用いて出席した理事は定足数の算出において出席理事に含まれると考えられています(コメント第53条関係⑤)。例外として、54条1項五号の承認又は不承認(専有部分の修繕等の申請など)については、理事の過半数の承諾があるときは書面又は電磁的方法による決議によることができます(53条2項)。決議について特別の利害関係を有する理事は議決に加われません(同条3項)。コメント第53条関係①は、理事は総会で選任され組合員のため誠実に職務を遂行するものであるから、原則として本人が出席して議論に参加し議決権を行使することが求められるとし、令和7年改正で、理事本人が出席できない場合に配偶者又は一親等の親族などの職務代行者を出席させることを規約の明文で認める場合の考え方と規定例が加わりました(同②)。監事は理事会への出席と意見陳述の義務を負いますが(41条4項)、監事が出席しなかったことは理事会の決議等の有効性に影響しないとされています(コメント第41条関係②)。以上から、正答はウです。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

