マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 管理組合の運営 問28|理事会の書面又は電磁的方法による決議

問題

マン管 | 管理組合の運営 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション標準管理規約(単棟型)における理事会の書面又は電磁的方法による決議に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

理事会の書面・電磁的方法による決議は、どんな議案でもできるわけではなく、専有部分の修繕等の申請に対する承認・不承認など(54条1項五号)に限られ、理事の過半数の承諾があればできます。これが正答エです。理事全員の同意が必要というイ、どんな事項でもよいというウ、特別利害関係の理事も議決に加われるというアは、いずれも規約と異なります。

標準管理規約53条2項は「次条第1項第五号に掲げる事項については、理事の過半数の承諾があるときは、書面又は電磁的方法による決議によることができる」と定めます。よってエが正答です。イについて、必要とされるのは「理事全員の同意」ではなく「理事の過半数の承諾」です。ウについて、書面又は電磁的方法による決議の対象は54条1項五号(第17条・第21条・第22条に定める承認又は不承認)に限定されており、収支決算案や規約変更案といった他の議決事項には及びません。アについて、53条3項は「前2項の決議について特別の利害関係を有する理事は、議決に加わることができない」と定めており、書面又は電磁的方法による決議でも特別利害関係を有する理事は議決に加わることができません。

53条は理事会の意思決定方法を2段階に整理しています。1項は通常の会議体としての決議(理事の半数以上の出席・出席理事の過半数で決する)を定め、2項は例外として、54条1項五号に掲げる事項――17条(専有部分の修繕等)、21条(敷地及び共用部分等の管理)、22条(窓ガラス等の改良)に定める承認又は不承認に限り、理事の過半数の承諾があれば会議を開かずに書面又は電磁的方法で決議できるとしています。コメント第53条関係⑥は、理事会には本来理事本人が出席して相互に議論することが望ましいところ、五号の事項は申請数が多いことが想定され、かつ、迅速な審査を要するものであるため、例外的に書面又は電磁的方法による決議を可能としたと説明しています。これに対し、収支決算案・事業計画案・規約変更案(54条1項一号・二号)や理事長・副理事長・会計担当理事の選任及び解任(同十六号)のような、管理組合の運営方針にかかわる重要事項は書面決議の対象になっておらず、必ず会議体としての審議を経る必要があります。3項の「特別の利害関係を有する理事は議決に加わることができない」という規定は1項・2項の決議の両方に及び、書面決議であっても利益相反のある理事を議決から排除する趣旨に変わりはありません。マン管試験では、①書面・電磁的方法による決議の対象が54条1項五号に限定されていること、②要件が「理事の過半数の承諾」であって「全員の同意」ではないこと、③特別利害関係を有する理事の議決排除は書面決議にも及ぶこと、の3点を正確に押さえることが重要です。

この問題の根拠出典:マンション標準管理規約(単棟型)令和7年10月17日改正 第53条・第54条を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション標準管理規約(単棟型)令和7年10月17日改正 第53条・第54条を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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