管理組合の運営46管理組合の運営

マン管 管理組合の運営 問46:管理組合の運営

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンションの長期修繕計画及び修繕積立金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 長期修繕計画の計画期間は法律上10年間とされており、毎年見直しが義務付けられている。
  • 修繕積立金の積立額は、長期修繕計画に基づいて設定することが望ましく、国土交通省ガイドラインでは30年以上の計画期間が推奨されている。正答
  • 修繕積立金の積立方式として、均等積立方式と段階増額積立方式があるが、標準管理規約はいずれの方式も禁止している。
  • 修繕積立金が不足している場合でも、管理組合は修繕積立金を増額することはできず、一時金の徴収も認められない。
正答:修繕積立金の積立額は、長期修繕計画に基づいて設定することが望ましく、国土交通省ガイドラインでは30年以上の計画期間が推奨されている。

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長期修繕計画は30年以上の計画期間が推奨されており、国土交通省の2021年改訂ガイドラインでも明記されています。これが正答イです。アの「法律上10年」は誤りで30年以上が推奨です。ウは「禁止している」は誤りで両方式とも認められています。エは積立金の増額も一時金徴収も総会決議で可能です。

標準試験対策の基準レベル

国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン(2021年改訂)」は、長期修繕計画の計画期間として「新築時から25年以上(国交省の古い基準では25年)、現実的には30年以上」を推奨しており、5年ごとの見直しを求めています。マンション管理適正化推進に関する基本的な方針(2021年)も同様に長期修繕計画の整備・修繕積立金の適正積立を求めています。よってイが正答(計画期間30年以上の推奨)。アについて、長期修繕計画の計画期間に関する法定の10年という規定はなく(マンション管理適正化法に具体的計画年数の法定なし)、ガイドラインで30年以上が推奨されています。ウについて、均等積立方式・段階増額積立方式の両方が実務で使われており、標準管理規約がいずれかを禁止する規定はありません。エについて、修繕積立金の増額(総会普通決議での徴収額変更)も一時金の徴収(同)も、総会の議決を経ることで認められます。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

長期修繕計画と修繕積立金の適正水準は、マンション管理の持続可能性を確保するための根幹的課題です。国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン(2021年3月改訂)」の主要ポイントとして、①計画期間:新築時から少なくとも30年以上(推奨)、②見直し時期:5年程度ごと(大規模修繕工事実施後も見直し)、③推定修繕工事項目:外壁・防水・設備・共用廊下等の主要工事を網羅、④修繕積立金の積立水準:専有面積1m²あたり200〜250円/月を目安(立地・規模・築年数等により変動)があります。均等積立方式と段階増額積立方式の比較では、均等積立方式は将来の積立額変更リスクがない(予測可能性が高い)という利点がある一方、初期の積立額が段階増額より高くなる傾向があります。段階増額積立方式は初期負担が低い(購入時の月額コストを抑えられる)というマーケティング上の利点がありますが、将来の値上げが区分所有者に受け入れられない場合(特に新旧住民の入れ替わりが多いマンション)に値上げが滞るリスクがあります。修繕積立金の一時金徴収については、長期修繕計画の見直しで積立不足が明らかになった場合や、大規模修繕工事で積立金が大幅に不足する場合に行われます。一時金の金額・対象・徴収方法は総会で決議し、区分所有者間の公平(専有面積按分等)を確保することが重要です。マンション管理適正化法の2022年改正(マンション管理計画認定制度の創設)では、管理計画認定の要件として「長期修繕計画の整備・修繕積立金の適正積立」が評価項目に含まれており、資産価値・金融機関の融資評価・市場流通性に影響する可能性があります。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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