マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 マンション管理関係法令 問11|マンション管理士の秘密保持義務違反の罰則

問題

マン管 | マンション管理関係法令 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション管理適正化法の罰則に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

マンション管理士が正当な理由なく秘密を漏らした場合は「1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金」で、この罪は被害者などからの告訴がなければ起訴されない「親告罪」です(42条・107条1項2号・107条2項)。無登録営業の罰則は100万円ではなく50万円以下の罰金です(106条2号)。名義貸しにも罰則があり(106条3号)、業務停止命令違反の罰則は無登録営業と同じ重さです(106条4号)。正答はエです。

適正化法106条は、①偽りその他不正の手段による登録(1号)、②登録を受けずにマンション管理業を営むこと=53条違反(2号)、③名義貸しにより他人にマンション管理業を営ませること=54条違反(3号)、④業務停止命令に違反して営業すること(4号)のいずれについても「1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金」を科すと定めます。よってアの「100万円以下」は誤り、ウの「罰則の適用はない」は誤り、イの「無登録営業より軽い」も誤り(同じ法定刑)です。一方、107条1項2号は42条(マンション管理士の秘密保持義務)違反について「1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金」を定め、107条2項は「前項第二号の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない」と規定します。エはこの内容と一致し正しい記述です。正答はエです。

適正化法の罰則を整理すると、106条各号の罪(不正の手段による登録・無登録営業・名義貸し・業務停止命令違反)はいずれも「1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金」で、無登録営業・名義貸し・業務停止命令違反の法定刑に軽重の差はありません。これに対し、マンション管理士の秘密保持義務違反(42条・107条1項2号)は「1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金」で、告訴がなければ公訴を提起できない親告罪です(107条2項)。親告罪は秘密保持義務違反に共通する扱いで、マンション管理業者の秘密保持義務(80条)やその使用人その他の従業者の秘密保持義務(87条)の違反も、109条1項8号で30万円以下の罰金とされ、同条2項で親告罪とされています。秘密の漏えいは被害が依頼者などの個人に及ぶため、訴追するかどうかを被害者の意思に委ねていると整理できます。これに対し無登録営業や名義貸しは登録制度そのものの信頼を害する行為であり、告訴を要件とせずに処罰されます。さらに111条は、106条の違反行為については行為者のほか法人にも罰金刑を科すと定めています(両罰規定)。名義貸しの禁止(54条)は「マンション管理業者は、自己の名義をもって、他人にマンション管理業を営ませてはならない」という規定で、106条3号がその違反を処罰しているため、ウの「罰則の適用はない」は誤りです。マン管試験では、①どの違反行為に対する罰則か、②罰金の上限(50万円か30万円か)、③親告罪か否か、の3点を区別できるかが問われます。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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