マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 マンション管理関係法令 問20|適正化法と標準管理委託契約書の関係

問題

マン管 | マンション管理関係法令 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション管理適正化法と標準管理委託契約書の関係に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

標準管理委託契約書は法律上の強制書式ではなく任意の参考様式です。ウが誤りです。適正化法は管理業者の登録や業務のルールを定める法律で、契約書に書いていないことを補う役割の法律ではありません。そのため「定めのない事項は適正化法が直接補充し、常に適正化法が優先」という説明は誤りです。重要事項の説明や財産の分別管理などの法律上の義務は、どの契約書を使っても守る必要があります。正答はウです。

マンション標準管理委託契約書は、国土交通省が示している参考の契約書式で、適正化法に使用を義務付ける規定はありません(アは正しい)。重要事項の説明(72条)、契約成立時の書面の交付(73条)、財産の分別管理(76条)などは法律上の義務で、標準書式を使わなくても免れません(イ・エは正しい)。ウは、契約書に定めのない事項を「適正化法が直接補充する」とし、「常に適正化法が優先」とする点で誤りです。適正化法は主にマンション管理業者の登録・業務・監督を定める業法で、契約当事者間の権利義務を補充する規定を置いているわけではありません。契約に定めのない事項は、民法などの一般的なルールと契約の解釈によります。正答はウです。

標準管理委託契約書(国交省通知)は適正化法の授権に基づくものではなく、管理業界における標準的な契約条件の普及・啓発を目的とした行政指導的な参考書式です。法的拘束力はありませんが、実務では大手管理会社を中心に広く採用されています。適正化法との関係では「法律上の義務か、契約上の約束か」の区別が重要です。①財産の分別管理(76条)・重要事項の説明(72条)・契約成立時の書面の交付(73条)・管理事務の報告(77条)・管理業務主任者の設置(56条)は法律上の義務であり、契約で排除することはできません。②一方、業務の具体的な範囲や実施方法、費用の額などは契約で定める事項であり、標準書式と異なる内容を当事者の合意で定めることもできます(ただし基幹事務の一括再委託の禁止(74条)など法律の制限の範囲内に限られます)。「標準管理委託契約書上の義務と適正化法上の義務の関係」は混同しやすい論点です。例えば標準書式が「緊急時の即応義務」を規定していても、それが適正化法の直接の規定ではない場合、契約違反(民法上の債務不履行)の問題にとどまり、行政処分の対象にはならないケースがあります。マン管試験では「法律上の義務か、標準書式上の義務か」を見極める問題が出題されます。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。