マンション管理関係法令36マンション建替え円滑化法

マン管 マンション管理関係法令 問36:マンション建替え円滑化法

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

2022年改正の建替え円滑化法により新設されたマンション敷地分割制度(同法121条以下)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 敷地分割制度は、1棟の単独マンションの敷地を区分所有者の任意の合意のみで分割できる制度であり、特別多数決は必要ない。
  • 敷地分割制度は、団地内に複数棟存在する場合に、特定要除却認定を受けた一部の棟(要除却建物)を団地敷地から分割・売却・除却することを可能にする制度であり、団地の集会における5分の4以上の多数決が必要である。正答
  • 敷地分割制度は、特定要除却認定の有無にかかわらず、すべての団地マンションが利用できる汎用的な制度である。
  • 敷地分割決議が成立すれば、分割される棟の区分所有者は自動的に団地管理組合を脱退し、新たな独立した管理組合が形成される。
正答:敷地分割制度は、団地内に複数棟存在する場合に、特定要除却認定を受けた一部の棟(要除却建物)を団地敷地から分割・売却・除却することを可能にする制度であり、団地の集会における5分の4以上の多数決が必要である。

AI解説(初心者・標準・上級)

理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠条文・標準管理規約・国土交通省ガイドラインも明記。

初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

敷地分割制度は2022年改正で新設された制度で、団地内の老朽化した一部の棟(特定要除却認定を受けたもの)を敷地ごと切り分けて売却・再生できる制度です。団地の集会で5分の4以上の賛成が必要です。1棟単独マンションの制度ではなく、特定要除却認定が前提です。正答はイです。

標準試験対策の基準レベル

建替え円滑化法121条〜136条(2022年改正で新設)の敷地分割制度は、①対象:複数棟が存在する団地型マンション内に特定要除却認定を受けた棟が含まれる場合、②内容:特定要除却認定を受けた棟(要除却建物)の占める敷地部分を団地敷地から分割し、売却・除却・建替えを可能にする、③決議要件:団地の区分所有者及び議決権の各5分の4以上の多数決による「敷地分割決議」が必要です。アの「任意の合意のみ・特別多数決不要」は誤り。ウの「特定要除却認定不要・汎用」は誤り(特定要除却認定が前提)。エの「自動的な新管理組合形成」は誤り(分割後の管理体制は別途手続きが必要)。正答はです。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

敷地分割制度(建替え円滑化法121条〜)は2022年改正(同年11月施行)の最重要新制度であり、マン管試験2023年以降の必須新論点です。制度の政策的背景として、日本の団地型マンションでは複数棟が同一敷地を共有しており、一部の棟が老朽化・危険化しても、敷地全体の合意がなければ建替え・除却ができないという「団地の建替え困難問題」がありました。敷地分割制度はこの課題を解決するため、①特定要除却認定を受けた要除却建物が存在する、②団地の5分の4以上の多数決による「敷地分割決議」を経る、③「分割実施マンション」(要除却建物部分)と「残存マンション」(他の棟部分)に敷地を分割する、④要除却建物棟の区分所有者が「敷地分割組合」を設立し、売却・除却・建替えを実施するという手順で進みます。敷地分割決議の5分の4以上という要件は、建替え決議・敷地売却決議と同一水準であり、残存棟の区分所有者を含む全団地での高い合意形成を要求します。「個別利用区」(各棟が使用する敷地の部分)の概念が分割の前提となり、個別利用区の設定・確定が敷地分割計画の核心です。マン管試験では「敷地分割は1棟のみか団地か」「特定要除却認定の要否」「5分の4要件」が最重要確認ポイントです。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

関連論点

敷地分割制度・2022年改正頻出度A

マンション管理関係法令の他の問題

1
マンション管理適正化法
2
マンション管理適正化法
3
マンション管理適正化法
4
マンション管理適正化法
5
マンション管理適正化法
6
マンション管理適正化法
マンション管理関係法令の一覧

科目別に解いて、マン管に合格

5科目のオリジナル問題。各問に根拠条文・標準管理規約・国土交通省ガイドラインとAI解説(3レベル)付き・閲覧無料。