マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 マンション管理関係法令 問38|マンション再生組合の解散事由・手続き

問題

マン管 | マンション管理関係法令 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンション再生組合の解散(38条)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

組合は、設立認可の取消し、総会の議決、事業の完成又はその完成の不能のいずれかの理由により解散します(38条1項)。総会の議決による解散は権利変換期日「前」に限られ、借入金があるときは債権者の同意が必要で、総会の議決などで解散するときは都道府県知事等の認可も必要です(38条4項)。正答はアです。

38条1項は「組合は、次に掲げる理由により解散する。一 設立についての認可の取消し 二 総会の議決 三 事業の完成又はその完成の不能」と定めており、アはこれと一致する正しい記述です。イについて、同条2項は「前項第二号の議決は、権利変換期日前に限り行うことができるものとする」と定めており、「権利変換期日以後でなければ行うことができない」は正反対の内容で誤りです。ウについて、同条3項は「組合は、第一項第二号又は第三号に掲げる理由により解散しようとする場合において、借入金があるときは、解散について債権者の同意を得なければならない」と定めており、「同意は不要」は誤りです。エについて、同条4項は総会の議決又は事業の完成若しくはその完成の不能により解散しようとするときは都道府県知事等の認可を受けなければならないと定めており、「認可を受ける必要はない」は誤りです(認可をしたときは都道府県知事等が公告します。6項)。正答はアです。

38条の解散規定は、組合の解散事由(1項)、総会議決による解散の時期的制約(2項)、債権者保護(3項)、行政の関与(4項〜6項)、対抗要件(7項)という段階的な構造になっています。総会の議決による解散が「権利変換期日前に限り」認められる(2項)のは、権利変換期日に再生前マンションが施行者(組合)に帰属し、区分所有権以外の権利が原則として消滅するなど(71条1項)、権利関係が大きく動くためです。その後に多数決だけで組合を解散できるとすると、権利関係が宙に浮いてしまいます。2項が時期を限っているのは1項2号(総会の議決)だけなので、権利変換期日後の解散は、設立認可の取消し(1号)や事業の完成又はその完成の不能(3号)によることになります。借入金がある場合に債権者の同意を要する(3項)のは、解散によって貸し手が不利益を受けないようにするための保護規定です。都道府県知事等の認可(4項)と、認可後の公告(6項)、公告があるまでは解散を組合員以外の第三者に対抗できないとする規定(7項)は、組合の法人格の消滅という重大な効果について、行政の関与と対外的な公示を通じて取引の安全を確保する仕組みです。マン管試験では「権利変換期日前に限る」という時期的制約と、都道府県知事等の認可が必要である点が特に問われやすい論点です。

この問題の根拠出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。