マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 マンション管理関係法令 問47|除却等の必要性に係る認定の申請者・申請先・通知

問題

マン管 | マンション管理関係法令 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンションの再生等の円滑化に関する法律163条の56に基づく除却等の必要性に係る認定(要除却等認定)の手続きに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

要除却等認定の申請は、マンションの管理者等が特定行政庁に対して行うことができます(163条の56第1項)。特定行政庁は、建築主事などを置く市町村ではその市町村長、それ以外では都道府県知事です(建築基準法2条35号)。認定をした特定行政庁は、ほかの都道府県知事等に通知しなければなりません(163条の56第3項)。認定の対象は「除却」だけでなく、構造上主要な部分の効用を維持・回復する工事も含む「除却等」です。正答はエです。

163条の56第1項は、マンションの管理者等は、国土交通省令で定めるところにより、特定行政庁に対し、除却等をする必要がある旨の認定(要除却等認定)を申請することができると定めており、エはこれと一致する正しい記述です。アについて、この法律の「特定行政庁」は建築基準法2条35号の特定行政庁です。同号は、建築主事又は建築副主事を置く市町村の区域については当該市町村の長、その他の市町村の区域については都道府県知事をいうと定めています(ただし書の例外あり)。「都道府県知事に限られる」は誤りです。イについて、163条の56第3項は、要除却等認定をした特定行政庁は、速やかに、都道府県知事等(当該特定行政庁である都道府県知事等を除く)にその旨を通知しなければならないと定めており、「通知する必要はない」は誤りです。ウについて、同条1項は、認定の対象を「当該マンションの除却又は当該マンションの構造上主要な部分の効用の維持若しくは回復(通常有すべき効用の確保を含む。)をするものとして国土交通省令で定める工事」(除却等)としており、除却に限られないため誤りです。正答はエです。

要除却等認定の手続きは、①管理者等による特定行政庁への申請(1項)、②特定行政庁による審査と認定(2項)、③認定をした特定行政庁から都道府県知事等への通知(3項)という流れです。①の「管理者等」は、区分所有法25条1項により選任された管理者(管理者がないときは、34条の集会で指定された区分所有者)、又は同法49条1項により置かれた管理組合法人の理事をいいます(1項括弧書)。申請できるのは個々の区分所有者ではなく、こうした管理組合の代表的な立場の者です。②の認定は、地震・火災に対する安全性の基準不適合、外壁等の剝落のおそれ、配管設備の劣化による著しい衛生上の有害のおそれ、バリアフリー基準不適合のいずれかに該当するときに「するものとする」とされています(2項)。③の通知先は「都道府県知事等(当該特定行政庁である都道府県知事等を除く。)」です。特定行政庁と都道府県知事等が同じ者であれば通知は要りません。通知を受けた都道府県知事等は、要除却等認定マンションの区分所有者に対して、除却等について指導・助言をし、除却等がされていないときは指示をし、正当な理由なく従わないときは公表することができます(163条の58)。特定行政庁は建築基準法2条35号により、建築主事又は建築副主事を置く市町村の区域では市町村長、その他の区域では都道府県知事です。マン管試験では、申請者(管理者等)・申請先(特定行政庁)・対象(除却だけでなく効用の維持回復工事を含む「除却等」)・通知義務を押さえておきましょう。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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