問題
住宅瑕疵担保履行法・品確法における「新築住宅」の定義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
品確法2条2項は「新築住宅」を「建設工事の完了の日から起算して1年以内で、かつ人の居住の用に供したことがないもの」と定義します。5年でも3年でもなく「1年以内かつ未居住」が要件です。正答はイです。
品確法2条2項は「新築住宅」を「新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(建設工事の完了の日から起算して一年を経過したものを除く。)」と定義します(イが正しい)。アの「完了検査済証から5年以内」は誤り(定義と異なる)。ウの「3年以内・売買未経験」は誤り(「1年以内・未居住」が正確)。エの「買主が居住後5年以内」は誤り(定義とは異なる)。住宅瑕疵担保履行法も、2条1項で「新築住宅」を品確法2条2項の新築住宅と定めており、同じ定義が使われます。正答はイです。
品確法における「新築住宅」の1年以内・未居住という要件の意義は以下のとおりです。「1年以内」という時間的制限は、完成後1年を超えた住宅は「新築」ではなく「中古(既存)住宅」として扱われることを意味します。これは建設から長時間が経過した後に引き渡される場合、1年を超えると品確法94条・95条の10年担保責任や住宅瑕疵担保履行法の資力確保措置といった「新築住宅」向けの特則が適用されない結果となります。「未居住」という要件は、一度でも誰かが居住した住宅は中古住宅として民法・消費者契約法等の通常の規律に服することを意味します(品確法の10年担保責任は適用外)。分譲マンションの場合、デベロッパーが完成から1年以内に購入者に引き渡す場合は「新築住宅」として品確法・住宅瑕疵担保履行法の保護が適用されますが、完成から1年を超えて売れ残った住宅(「1年超分譲住宅」)は定義上「新築住宅」には該当せず、民法の通常の売買ルール(民法の瑕疵担保責任・現在は契約不適合責任)が適用されます。この1年の定義は実務・試験双方で重要であり、「1年以内かつ未居住」という正確な条件の暗記が必要です。
- 住宅の品質確保の促進等に関する法律第2条・第94条e-Govで原文を読む
- 建築基準法e-Govで原文を読む
- 民法e-Govで原文を読む
- 消費者契約法e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。
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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

