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法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

社労士 健康保険法 問10|適用事業所の範囲・任意適用の認可とみなし認可

問題

社労士 | 健康保険法 | 令和9年度(2027年度)試験対応・数値確認日 2026-10-01

健康保険法の適用事業所に関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答はアです。

第3条第3項第1号の個人の事業所が5人未満になるなどして同号に該当しなくなっても、当然に適用事業所でなくなるわけではありません。第32条により、その事業所について任意適用の認可(第31条第1項)があったものとみなされ、適用事業所のまま続きます。

イは第3条第3項第2号、ウは同項第1号レ、エは第31条第2項、オは第36条第4号のとおりで、いずれも正しい記述です。

適用事業所の範囲と認可の整理:

場面条文の定め根拠
個人の事業所第1号イ〜レの事業で常時5人以上なら適用事業所第3条第3項第1号
国・地方公共団体・法人の事業所常時従業員を使用すれば適用事業所(人数・業種の限定なし)第3条第3項第2号
第3条第3項各号に該当しなくなったとき任意適用の認可があったものとみなす第32条
任意適用の認可被保険者となるべき者の2分の1以上の同意を得て申請第31条
任意適用の取消しの認可があったときその日の翌日に資格喪失第36条第4号

各選択肢の解説:

  • ア(誤): 第32条は「適用事業所が、第三条第三項各号に該当しなくなったときは、その事業所について前条第一項の認可があったものとみなす」と定めています。当然に適用事業所でなくなるのではなく、任意適用事業所として続くため、被保険者も資格を失いません。
  • イ(正): 第3条第3項第2号は、国・地方公共団体又は法人の事業所で常時従業員を使用するものを、人数・業種を限らず適用事業所としています。
  • ウ(正): 第3条第3項第1号レに掲げる事業です。
  • エ(正): 第31条第2項のとおりです。
  • オ(正): 第36条第4号により、第33条第1項の認可があった日の翌日に資格を喪失します。

【第3条第3項の2つの号】

第3条第3項は適用事業所を2つの号で定めています。第1号は「次に掲げる事業の事業所であって、常時五人以上の従業員を使用するもの」で、イ(物の製造・加工等)からレ(弁護士・公認会計士その他政令で定める者が法令に基づき行う法律又は会計に係る業務)までの事業を列挙しています。第2号は「前号に掲げるもののほか、国、地方公共団体又は法人の事業所であって、常時従業員を使用するもの」で、人数も業種も限っていません。このため、個人の事業所が適用事業所となるかは第1号の事業に当たるかと常時5人以上かで決まり、法人の事業所は常時従業員を使用していれば第2号に当たります(イ・ウ)。

【第32条のみなし認可(アの誤り)】

第32条は、適用事業所が第3条第3項各号に該当しなくなったときに、その事業所について第31条第1項の認可があったものとみなす規定です。例えば第1号の個人の事業所が従業員4人になった場合、事業主が改めて認可を申請しなくても、その事業所は任意適用事業所として扱われます。第36条が定める資格喪失の事由(死亡・使用されなくなったとき・第3条第1項ただし書に該当するに至ったとき・第33条第1項の認可があったとき)にも、第3条第3項に該当しなくなったことは挙がっていません。アは「当然に適用事業所でなくなり、資格を喪失する」としている点が誤りです。

【任意適用の入口と出口】

入口は第31条で、事業主が被保険者となるべき者の2分の1以上の同意を得て厚生労働大臣に申請し、認可を受けます(エ)。出口は第33条で、事業主が被保険者である者の4分の3以上の同意を得て申請し、厚生労働大臣の認可を受けて適用事業所でなくすることができます。第32条によって任意適用事業所として続いている事業所も、第31条第1項の認可を受けた事業所として扱われるので、適用をやめるには第33条の手続を経ることになります。

【資格喪失の日(オ)】

第36条は、各号に該当するに至った日の「翌日」(その事実があった日に更に第35条に該当するに至ったときは、その日)から資格を喪失すると定め、第4号に「第三十三条第一項の認可があったとき」を挙げています。オが「原則として」翌日としているのは、このかっこ書きの例外があるためです。また第39条第1項ただし書により、第36条第4号による資格喪失は保険者等の確認を要しません。確認を経ずに効力を生ずる点も、ほかの資格喪失の事由と異なるところです。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 健康保険法第3条第3項第1号・第2号(適用事業所)・第31条第1項第2項(任意適用の認可・2分の1以上の同意)・第32条(第3条第3項各号に該当しなくなったときの認可の擬制)・第33条第1項(任意適用の取消しの認可)・第36条第4号(資格喪失の時期)・第39条第1項ただし書(確認を要しない資格喪失) 確認日: 2026-09-30 出典: e-Gov 法令検索 健康保険法(法令ID 211AC0000000070) https://laws.e-gov.go.jp/law/211AC0000000070 各根拠条文は厚生労働省「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和9年度(2027年度)試験に向けて2026年10月1日時点の現行法令の数値を反映(令和9年4月の法改正で変わる箇所は試験前に更新・数値確認日 2026-10-01)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達は改正されることがあるため、最新の内容は厚生労働省・全国社会保険労務士会連合会の公式情報をご確認ください。

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  • 適用事業所の範囲・任意適用の認可とみなし認可(第3条第3項・第31条・第32条
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