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法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

社労士 健康保険法 問23|被扶養者の範囲——第3条第7項各号と国内居住要件

問題

社労士 | 健康保険法 | 令和9年度(2027年度)試験対応・数値確認日 2026-10-01

健康保険法第3条第7項に定める被扶養者の範囲に関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答はウです。

第3条第7項第4号は、内縁の配偶者が亡くなった後も、その父母及び子が引き続き被保険者と同一の世帯に属し、主として被保険者により生計を維持していれば、被扶養者になると定めています。「なることはできない」とするウは誤りです。

アは第1号、イは第2号、オは第3号、エは同項本文と施行規則第37条の2のとおりで、いずれも正しい記述です。直系尊属・配偶者・子・孫・兄弟姉妹は別居していても生計維持で足り、それ以外の3親等内の親族や事実婚の配偶者の父母・子は同一世帯であることも必要です。

被扶養者の範囲(第3条第7項)の整理:

号対象となる者同一世帯生計維持
第1号直系尊属・配偶者(内縁を含む)・子・孫・兄弟姉妹不要必要
第2号第1号以外の3親等内の親族必要必要
第3号内縁の配偶者の父母及び子必要必要
第4号第3号の配偶者の死亡後のその父母及び子引き続き必要必要

どの号も、本文により、日本国内に住所を有すること(又は厚生労働省令で定める国外居住者であること)が必要です。

各選択肢の解説:

  • ア(正): 第1号には同一世帯の要件がありません。
  • イ(正): 第2号のとおりです。
  • ウ(誤): 第4号は「前号の配偶者の死亡後におけるその父母及び子であって、引き続きその被保険者と同一の世帯に属し、主としてその被保険者により生計を維持するもの」を被扶養者としています。
  • エ(正): 第3条第7項本文のとおりです。
  • オ(正): 第3号のとおりです。

【同一世帯の要件がかかる号とかからない号(ア・イ・オ)】

第3条第7項は被扶養者を4つの号で定めています。第1号は被保険者(日雇特例被保険者であった者を含む。)の直系尊属、配偶者(事実婚を含む。)、子、孫及び兄弟姉妹で、「主としてその被保険者により生計を維持するもの」とだけ定め、同一の世帯に属することを求めていません。第2号は第1号以外の3親等内の親族、第3号は事実婚の配偶者の父母及び子で、いずれも「その被保険者と同一の世帯に属し」かつ生計維持であることを求めています。兄弟姉妹は第1号に入っているので、別居していても生計維持関係があれば被扶養者となりえます。

【事実婚の配偶者が死亡した後(ウ)】

第4号は「前号の配偶者の死亡後におけるその父母及び子」で、引き続き被保険者と同一の世帯に属し、主として被保険者により生計を維持するものを被扶養者としています。第3号の対象者は事実婚の配偶者を介して範囲に入る者ですが、その配偶者が亡くなっても、同一世帯と生計維持が続く限り、第4号によって被扶養者の範囲から外れません。ウはこの第4号の定めと逆のことを述べています。

【国内居住の要件(エ)】

第3条第7項本文は、各号の者のうち「日本国内に住所を有するもの又は外国において留学をする学生その他の日本国内に住所を有しないが渡航目的その他の事情を考慮して日本国内に生活の基礎があると認められるものとして厚生労働省令で定めるもの」を被扶養者とします。施行規則第37条の2は、この省令で定めるものとして、①外国において留学をする学生、②外国に赴任する被保険者に同行する者、③観光、保養又はボランティア活動その他就労以外の目的で一時的に海外に渡航する者、④被保険者が外国に赴任している間に身分関係が生じた者で②と同等と認められるもの、⑤そのほか渡航目的その他の事情を考慮して日本国内に生活の基礎があると認められる者を挙げています。

【本文ただし書による除外】

本文ただし書は、後期高齢者医療の被保険者等である者その他この法律の適用を除外すべき特別の理由がある者として厚生労働省令で定める者を被扶養者から除いています。各号に当たり、国内居住の要件を満たしていても、ただし書に当たれば被扶養者にはなりません。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 健康保険法第3条第7項柱書・第1号〜第4号(被扶養者)/健康保険法施行規則第37条の2(国内に住所を有しないが被扶養者となる者) 確認日: 2026-09-30 出典: e-Gov 法令検索 健康保険法(法令ID 211AC0000000070) https://laws.e-gov.go.jp/law/211AC0000000070 / 健康保険法施行規則(法令ID 215M10000008036) https://laws.e-gov.go.jp/law/215M10000008036 各根拠条文は厚生労働省「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和9年度(2027年度)試験に向けて2026年10月1日時点の現行法令の数値を反映(令和9年4月の法改正で変わる箇所は試験前に更新・数値確認日 2026-10-01)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達は改正されることがあるため、最新の内容は厚生労働省・全国社会保険労務士会連合会の公式情報をご確認ください。

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