宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 法令上の制限 問24|事後届出の届出義務者・期間・内容

問題

宅建士 | 法令上の制限 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

国土利用計画法の事後届出に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

事後届出を怠った場合の罰則は罰金(6ヶ月以下の拘禁刑または100万円以下の罰金)ですが、契約自体は無効にはなりません。エが「無効となる」としており誤りで正答です。

ア:法23条1項で「土地売買等の契約を締結した場合、当該土地に係る権利取得者は届け出なければならない」と規定されており権利取得者(買主等)が義務者で正しい。イ:「契約締結日から2週間以内に市町村長を経由して都道府県知事に届け出る」(法23条1項)は正しい。ウ:法24条2項で「前項の規定による勧告は、前条第一項の規定による届出があつた日から起算して三週間以内にしなければならない」と規定されており正しい(ただし実地の調査を行うため必要なとき等は、3週間の範囲内で期間を延長できる:同条3項)。エ:国土利用計画法では事後届出は「届出義務」であり、不履行の場合は罰則(法47条1号)として「6ヶ月以下の拘禁刑または100万円以下の罰金」が科されますが、売買契約自体を無効とする規定はありません。エは誤り。正答。

国土利用計画法の届出制度(事後届出制)の法的性格の理解が重要です。事後届出は行政への「情報提供義務」であり、届出を前置条件として契約の効力が発生するわけではありません(許可制・事前届出制とは異なる)。したがって、届出義務違反があっても当該契約は有効に成立します(ただし義務違反として罰則が適用される)。これは事前届出制(法27条の4以下の注視区域・監視区域)や許可制(法12条以下の規制区域)とは根本的に異なる点です。①規制区域(法12条):許可制。届出ではなく都道府県知事の許可が必要で(法14条1項)、許可を受けないで締結した契約は効力を生じない(法14条3項)。②注視区域・監視区域(法27条の4・27条の7):事前届出制。届出後に知事が審査し、勧告が出た場合は一定期間契約締結不可。③一般区域(上記以外):事後届出制。届出義務違反は罰則のみで契約は有効。この三段階の規制強度の違いは宅建試験で特に重要な論点の一つです。勧告は届出があった日から起算して3週間以内にしなければなりません(法24条2項)。ただし、実地の調査を行うため必要があるときその他3週間以内に勧告できない合理的な理由があるときは、都道府県知事は3週間の範囲内でこの期間を延長でき、その場合は届出をした者に延長する期間と理由を通知しなければなりません(法24条3項)。権利取得者の同意は延長の要件ではありません。勧告の内容は土地利用目的の変更(例:住宅→公共施設利用等)への誘導であり、強制的な収用ではありません。正当な理由なく勧告に従わない場合は氏名・不動産情報の公表ができます(法26条)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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