宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 法令上の制限 問44|特定盛土等規制区域

問題

宅建士 | 法令上の制限 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

盛土規制法(2023年施行)で新設された「特定盛土等規制区域」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

特定盛土等規制区域は2023年施行の盛土規制法で新設された区域で、宅地造成等工事規制区域「外」(宅地造成等工事規制区域に含まれない山地・農地・森林等)の広範な区域を対象に指定できます。一定規模以上の盛土等には許可が必要です。イが正答です。

ア:特定盛土等規制区域は宅地造成等工事規制区域「以外」の区域に指定されます(重複指定は想定されていない)。誤り。イ:法30条1項で特定盛土等規制区域内での一定規模以上の特定盛土等・土石の堆積の工事には許可が必要とされ、許可を受けずに行った工事は監督処分(法39条)による原状回復等の命令の対象になります。正答。ウ:特定盛土等規制区域は農地・森林等の山地部分も対象にできます(2021年熱海の事故が農地・森林地帯での廃棄物混じりの盛土崩壊が原因だったことへの対応)。誤り。エ:特定盛土等規制区域でも一定規模以上の工事は「許可制」が採用されており「届出のみ」ではありません(小規模工事は届出で足りる場合がある)。誤り。

特定盛土等規制区域(盛土規制法26条)は、宅地造成等工事規制区域の「外側」に位置する農地・森林・山地等の広大な区域を対象に、都道府県知事が指定できる新制度です。2021年7月の熱海市伊豆山土石流事故は、盛土規制区域外(農地・山林)で廃棄物混じりの不適切な盛土が長年行われ、それが崩壊して多数の死者が発生した悲惨な事故です。この事故を受けた法改正(2023年5月26日施行)により、市街地以外の広範な区域での盛土規制が強化されました。特定盛土等規制区域での規制体系:①政令で定める大規模な特定盛土等・土石の堆積の工事:許可制(法30条1項)。②それ以外の一定規模の工事:着手する日の30日前までの届出制(法27条1項)。③届出規模に満たない小規模工事:許可・届出とも不要。技術基準(盛土規制法施行令・盛土技術指針)では、盛土材料の基準・排水設備の設置・地下水位の確認等が規定されています。宅建試験においては、①旧法から新法への変更点(2区域制の導入・特定盛土等規制区域の新設)、②2区域の指定権者(都道府県知事・政令市長)、③許可制と届出制の使い分けが主要な出題ポイントです。2023年施行の新制度は直近の試験で出題頻度が高まっており、正確な理解が求められます。

この問題の根拠出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。