権利関係98不動産登記法

宅建士 権利関係 問98:不動産登記法

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

不動産登記の登記記録の公開(登記事項証明書等)に関する次の記述のうち、不動産登記法の規定によれば、最も適切なものはどれか。

  • 登記事項証明書(全部事項証明書・現在事項証明書等)は、利害関係を有する者に限り交付を請求することができ、一般人は取得できない。
  • 登記記録は誰でも閲覧(登記事項証明書の交付請求)できる(不動産登記法10条・119条)ため、宅建業者が売買前に登記記録を確認することは法律上の権利として認められる。正答
  • 登記事項証明書を取得するには必ず登記所(法務局)に出頭しなければならず、インターネット(オンライン)での請求は認められていない。
  • 登記事項証明書の「閉鎖登記記録(抹消された登記)」は、機密情報として一般に公開されず、登記事項証明書では確認できない。
正答:登記記録は誰でも閲覧(登記事項証明書の交付請求)できる(不動産登記法10条・119条)ため、宅建業者が売買前に登記記録を確認することは法律上の権利として認められる。

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不動産の登記記録(登記事項証明書)は誰でも取得できます(不動産登記法119条)。特別な利害関係は不要であり、宅建業者が調査目的で取得することも当然に認められます。よってイが正答です。

標準試験対策の基準レベル

不動産登記法119条1項は「何人も登記官に対し、手数料を納付して登記記録に記録されている事項の全部または一部を証明した書面(登記事項証明書)の交付を請求することができる」と定めます(誰でも取得可能)。イは正確であり正答。アについて、登記事項証明書は「何人も」請求できます(不動産登記法119条1項)。「利害関係人のみ」とするアは誤り(誰でも請求可能)。ウについて、登記事項証明書は①法務局窓口での申請、②郵送申請、③オンライン申請(登記・供託オンライン申請システム「登記ねっと」)が可能です(不動産登記法18条・119条)。「必ず出頭が必要」とするウは誤り(オンライン申請も可能)。エについて、閉鎖登記記録(過去に閉鎖された登記記録:不動産登記法24条)も「閉鎖登記記録に記録されている事項の全部または一部を証明した書面(閉鎖登記記録証明書)」として取得可能です(不動産登記法119条2項:「閉鎖した登記記録については、手数料を納付して…その全部または一部を証明した書面の交付を請求することができる」)。「一般に公開されない」とするエは誤り(閉鎖登記も証明書取得可能)。

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

不動産登記の公示性・公開性(不動産登記法10条・119条)は「誰でも登記記録を確認できる」ことで社会的な権利公示機能を果たします。登記事項証明書の種類(不動産登記規則196条):①全部事項証明書(登記記録の全部を証明)、②現在事項証明書(現在効力を有する登記事項のみを証明:抹消されたものを除く)、③一部事項証明書(甲区・乙区等の一部のみ証明)。登記事項証明書の取得手数料(登記手数料令):窓口申請600円/オンライン申請で窓口受取330円/オンライン申請で郵送受取430円(2024年時点)。なお「登記識別情報(登記済証に相当)」は登記義務者の本人確認用であり登記事項証明書とは異なります(非公開・本人のみ保有)。宅建業者の調査義務として、①売買前の登記事項証明書取得による所有権・担保権確認、②土地については公図(地籍図)・地積測量図(法務局備え付け図面)の確認、③建物については建物図面・各階平面図の確認が実務上の標準的調査手順です。不動産登記法14条図面(地図)・地図に準ずる図面(公図)は法務局窓口・オンラインシステム(登記ねっと)で閲覧・写し交付が可能であり(不動産登記法14条5項)、土地の境界確認等に活用されます。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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