宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 権利関係 問99|登記の順位・先後と登録免許税

問題

宅建士 | 権利関係 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

不動産登記の順位及び登録免許税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

同一不動産への複数の権利の優先順位は、先に登記された権利が優先します(先登記優先の原則:不動産登記法4条1項)。よってイが正答です。

不動産登記法4条1項は「同一の不動産について登記した権利の順位は、法令に別段の定めがある場合を除き、登記の前後による」と定めます。先に登記された権利が後の登記に優先します。イは正確であり正答。アについて、不動産登記法4条1項は「先登記優先」を原則とします。「後登記優先」とするアは誤り(先登記が優先)。ウについて、所有権移転登記の登録免許税の課税標準は「固定資産課税台帳に登録された価格(固定資産税評価額)」であり、実際の売買価格ではありません(登録免許税法10条・登録免許税法施行令7条:「固定資産課税台帳に登録された価格がある場合は当該価格」)。「実際の取引価格」とするウは誤り(固定資産税評価額が基準)。エについて、仮登記(農地法許可取得前の2号仮登記)にも登録免許税は課税されます(登録免許税法第一別表第一・仮登記の税率:本登記税率の1/2)。「非課税」とするエは誤り(仮登記にも課税される)。

不動産登記の権利の順位(不動産登記法4条)は「先登記優先の原則」によります。これは民法177条の対抗要件との関係で「登記のある者が第三者に対抗できる」→「二重登記がある場合は先登記が優先する(先登記を先に備えた者が対抗できる)」という整合的な解釈です。登記の前後は、登記記録の同一の区(甲区同士・乙区同士)にした登記相互間では順位番号、別の区(甲区と乙区)にした登記相互間では受付番号によります(不動産登記規則2条1項)。なお付記登記の順位は主登記の順位によります(不動産登記法4条2項)。登録免許税(登録免許税法別表第一)の本則税率:①所有権保存登記:不動産の価額×0.4%、②売買による所有権移転:不動産の価額×2.0%、③抵当権設定:債権額×0.4%、④相続・法人合併による所有権移転:不動産の価額×0.4%、⑤贈与・交換等による所有権移転:不動産の価額×2.0%。このほか土地の売買や住宅用家屋・住宅ローンの抵当権設定等には期限付きの軽減措置(租税特別措置法)がありますが、適用期限・税率は改正されることがあるため、最新の税制で確認が必要です。宅建実務では、売買決済時の諸費用(登録免許税・司法書士報酬等)を買主に事前に概算で示すことが望ましく、登録免許税の計算方法(固定資産課税台帳の価格×税率)の理解が必要です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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