宅建士 宅建業法 問125:業務上の規制
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11)
宅建業者の業務上の規制に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
- ア宅建業者は、相手方の判断に重要な影響を及ぼすこととなる事項を故意に告げない行為をしてはならない。
- イ宅建業者は、相手方が契約を締結しない旨の意思を表示した後は、同一の取引について勧誘を継続してはならない。
- ウ宅建業者は、業務に従事する者に対し、従業者証明書を携帯させなければならないが、守衛・清掃員等の補助的業務に従事する者は除かれる。正答
- エ宅建業者は、業務上知り得た秘密を漏らすことの禁止は、宅建業を廃業した後においても適用される。
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従業者証明書の携帯義務(宅建業法48条):「業務に従事する者」に携帯させる義務があります。守衛・清掃員等の「補助的業務に従事する者」は「業務に従事する者」には該当しないため、従業者証明書の携帯義務が除かれます(ウは正しい内容…)。ウの「除かれる」は規定の趣旨から正しく見えますが、「補助的業務に従事する者」の明確な定義が必要です。アは47条1号の規定で正しく、イは47条の2で正しく、エは45条で正しい。ウが「除かれる」と断定的に述べており誤りの候補です。
各選択肢を詳細に検証します。ア「故意の不告知禁止(47条1号)」→正しい記述。イ「再勧誘禁止(47条の2)」→正しい記述。ウ「守衛・清掃員等は従業者証明書携帯義務から除かれる」→宅建業法48条1項「その業務に従事させる者に、従業者証明書を携帯させなければならない」→「業務に従事する者」に宅建業の業務に直接従事しない守衛・清掃員等が含まれるかどうか。施行規則では「宅建業に従事する者」として解釈され、守衛・清掃員等は「除かれる」ことが一般的な理解→ウは正しい記述のように見えますが、確認が必要。エ「廃業後も秘密保持義務継続(45条)」→正しい記述。設問の正答はウ(「除かれる」は誤りで、実際は守衛等も含む可能性)→正答:ウ。
従業者証明書の携帯義務「業務に従事する者」の解釈:宅建業法48条は「業務に従事させる者」と規定しており、「宅建業の業務に関与する全員」を対象とする広義の解釈と、「宅建業の業務に直接従事する者」に限定する解釈があります。国土交通省の解釈(平成6年建設省告示):守衛・清掃員・補助的業務(コピー・お茶汲み等)の者は「宅建業の業務に従事する者」に含まれないため、従業者証明書の携帯義務の対象外。ただし、これらの者が実質的に宅建業の業務(接客・案内等)を行う場合は対象となる。ウの「除かれる」は一般的解釈として概ね正しいですが、「除かれる」と断言する部分には例外があります。業務上の規制の重要数値のまとめ:①従業者証明書:業務に従事する者全員に携帯義務。②従業者名簿:事務所ごとに整備・閲覧義務(最終記載から10年保存)。③業務帳簿:取引ごとに記録・閉鎖後5年保存(新築住宅は10年)。④専任宅建士の欠員補充:2週間以内。⑤秘密保持:廃業後も継続。⑥再勧誘禁止:断った後は継続禁止。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。