問題
宅建業者Aが業務停止処分(6ヶ月間)を受けた場合に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
業務停止処分の効果:業務停止は免許を取り消すわけではなく、一定期間業務ができなくなるだけです。停止期間中に業務を行うと免許取消処分を受けることがあります(ウが正答)。業務停止処分で免許を返納する必要はありません(ア)。停止期間終了後は自動的に業務再開できます(エは誤り・新免許申請は不要)。
業務停止処分(宅建業法65条)の効果と違反の結果を確認します。業務停止の効果:特定期間中の業務禁止→免許は失効しない(業務を行う権利が停止するだけ)。停止期間中の業務継続:免許取消処分の必要的取消事由(66条1項9号「業務の停止の処分に違反したとき」)→免許を取り消さなければならない(必要的取消)。さらに業務停止命令に違反して業務を営んだ者は3年以下の拘禁刑若しくは300万円以下の罰金又は併科(79条4号)。停止期間終了後:自動的に業務再開可(新免許申請は不要)。選択肢の検証:ア「業務停止→直ちに免許返納義務」→業務停止で免許は失効しない→誤り。イ「停止中の媒介→当該行為は無効」→宅建業法上の禁止行為違反だが、当該媒介契約自体は民事上無効にはならない(行政上の違反)→誤り(又は不正確)。ウ「停止中の業務継続→免許取消処分の対象」→正答(66条1項9号の必要的取消)。エ「期間終了後→新規免許申請必要」→停止期間終了後は自動再開→誤り。
業務停止違反の法律効果(宅建業法66条1項9号の「必要的取消」)の詳細:①必要的取消(66条1項):「取り消さなければならない」→裁量の余地なく、免許権者は取消処分をしなければならない。業務停止命令違反は79条4号の罰則(3年以下の拘禁刑若しくは300万円以下の罰金又は併科)の対象でもある。②業務停止中の「業務」の範囲:処分で停止を命じられた範囲の業務(65条2項は「業務の全部又は一部の停止」)。なお76条(取引の結了の目的の範囲でなお宅建業者とみなす規定)は免許の失効・取消しの場合の規定で、業務停止には直接適用されません。③業務停止中に締結された契約の効力:宅建業法違反の契約だが、民事上当然に無効となるわけではない(公序良俗違反として無効となる余地はある)→イの「法律上無効」は誤り。④業務停止後の欠格期間:業務停止は取消処分ではないので、それ自体では5条1項の5年欠格は発生しない。ただし業務停止違反による免許取消(66条1項9号)→取消しの日から5年間は免許を受けられない(5条1項2号)。⑤業務停止中の宅建業者の地位:免許は有効に存続する。業務停止処分は公告される(70条1項)。
- 宅地建物取引業法第65条・第66条e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

