問題
宅建業者に対する立入検査に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
立入検査(宅建業法72条):国土交通大臣と都道府県知事の両者が立入検査権を持ちます(ウは誤り)。事前通知は義務付けられていません(イの「事前通知しなければならない」は誤り)。令状は不要です(エは誤り)。帳簿・書類の提出拒否は罰金の対象(アが正答)。
立入検査(宅建業法72条)の規定を確認します。立入検査権者:国土交通大臣(宅建業を営むすべての者)および都道府県知事(当該都道府県の区域内で宅建業を営む者)(72条1項。ウの「大臣のみ」は誤り)。検査の対象:業務について必要な報告を求め、職員に事務所その他その業務を行う場所に立ち入らせ、帳簿・書類その他業務に関係のある物件を検査させる。事前通知:義務付けなし(抜き打ち検査可能)(イの「事前通知義務」は誤り)。令状:宅建業法72条の立入検査は行政調査であり刑事捜索とは異なる→令状不要(エは誤り)。拒否した場合の罰則:72条の報告をせず又は虚偽の報告をした者(83条1項5号)、検査を拒み、妨げ、又は忌避した者(同項6号)→50万円以下の罰金→アが正答。
立入検査制度(宅建業法72条)の詳細:①性質:行政調査(行政法上の調査権)であり、刑事捜査の強制処分(令状主義・刑事訴訟法)とは異なる。任意調査の性質を持つが、「正当な理由なく拒否」した場合は罰則あり。②目的:宅建業者の業務状況・法令遵守の確認、取引の適正化、取引関係者の保護。③調査対象:帳簿・書類(業務台帳・従業者名簿・媒介契約書・重説書・37条書面等)の検査。取引関係者・業者への質問。④立入検査をする職員の証明書:その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは提示しなければならない(72条4項)。⑤行政調査の限界:立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない(72条5項)。⑥罰則(83条1項):報告拒否・虚偽報告(5号)、検査の拒否・妨害・忌避(6号)→50万円以下の罰金。帳簿の備付け・記載・保存の義務違反(49条)→50万円以下の罰金(83条1項4号)。
- 宅地建物取引業法第72条e-Govで原文を読む
- 刑事訴訟法e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

