宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 宅建業法 問55|マンション等の区分所有建物の重要事項

問題

宅建士 | 宅建業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

区分所有建物(マンション)の売買に関する重要事項説明の特則について述べた次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

区分所有建物(マンション)の重要事項には、一戸建て物件に追加して管理規約・管理費・修繕積立金・管理委託先等の情報が必要です。管理規約の内容(専有部分の用途制限等)はエの通り必要的記載事項で正答です。管理費の滞納状況(ア)・管理委託先(ウ)もそれぞれ記載が必要です。

宅建業法35条1項6号・同法施行規則16条の2の区分所有建物特則を整理します。ア:計画的な維持修繕のための費用の積立てを行う旨の規約の定めがあるときはその内容と既に積み立てられている額(規則16条の2第6号)、区分所有者が負担しなければならない通常の管理費用の額(同条7号)が記載事項で、国土交通省「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」はこれらに滞納があるときはその額を告げることとしている→「説明する必要はない」は誤り。エ:専有部分の用途その他の利用の制限に関する規約の定め(その案を含む)があるときはその内容(同条3号)→正答。ウ:一棟の建物及びその敷地の管理が委託されているときは、その委託を受けている者の氏名及び住所(同条8号)→「義務がない」は誤り。イ:建築時期だけでなく管理・修繕・権利関係等多項目が必要→「竣工年のみ」は不十分で誤り。

区分所有建物の重要事項説明の特則(宅建業法35条1項6号・施行規則16条の2)は「マンション取引の複雑性」(区分所有法・管理組合・管理規約・修繕積立金等)を反映した固有の規定です。規則16条の2の記載事項:①敷地に関する権利の種類及び内容(1号)。②共用部分に関する規約の定め(2号)。③専有部分の用途その他の利用の制限に関する規約の定め(3号:ペット飼育・事業用利用の禁止など)。④建物や敷地の一部を特定の者にのみ使用を許す規約の定め(4号:専用使用権)。⑤費用を特定の者にのみ減免する規約の定め(5号)。⑥計画修繕積立金の規約の定めと既に積み立てられている額(6号)。⑦通常の管理費用の額(7号)。⑧管理の委託先の氏名及び住所(8号)。⑨一棟の建物の維持修繕の実施状況が記録されているときはその内容。規約の定めについては、新規分譲で買主に示されるのが規約の案であることを考慮して「その案を含む」とされています。修繕積立金の滞納(ア)は買主が購入後に引き継ぐリスクがあるため必須情報です。専有部分の用途制限(エ)は「住居専用・事務所使用禁止・民泊禁止」等、買主の利用計画に直結するため特に重要です。管理費等の滞納額は「1棟全体の滞納額」および「当該区分所有者の滞納額」の双方が問題となります。買主は売主の滞納管理費を承継する場合があるため(区分所有法7条・8条の先取特権)、売主の滞納状況の確認は必須です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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