宅建業法7437条書面

宅建士 宅建業法 問74:37条書面

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

宅建業者Aが売主、宅建業者Bが買主の媒介を行い、宅建業者Cが売主の代理を行った場合の37条書面に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、最も適切なものはどれか。

  • A・B・Cはそれぞれ独自の37条書面を作成・交付しなければならない。
  • BとCだけが37条書面の交付義務を負い、Aには自ら売主であるため交付義務はない。
  • 売買契約書(37条書面)はAとBの宅建士が共同で記名するものを作成し、Cは自己の宅建士が記名したものを別途交付する必要がある。
  • A・B・Cがそれぞれの宅建士が記名した37条書面を関係当事者に交付することで義務を履行できるが、実務上は1つの書面にA・B・Cの宅建士全員が記名する場合もある。正答
正答:A・B・Cがそれぞれの宅建士が記名した37条書面を関係当事者に交付することで義務を履行できるが、実務上は1つの書面にA・B・Cの宅建士全員が記名する場合もある。

AI解説(初心者・標準・上級)

理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠条文・国土交通省ガイドライン・RETIO通達も明記。

初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

複数業者が関与する取引では、各業者がそれぞれ37条書面の交付義務を負います。自ら売主(A)も交付義務があります(イは誤り)。実務では各業者の宅建士が記名した書面を使う方法と、1枚に全員が記名する方法どちらも認められています(エが正しく正答)。

標準試験対策の基準レベル

複数業者が関与する場合の37条書面を整理します。原則:A(自ら売主)・B(買主媒介)・C(売主代理)の全員に37条書面の交付義務あり。ア:各業者が独自書面を作成することは可能だが、法令上「各業者が独立した書面を必ず作成」とは定められていない→「しなければならない」は誤り(1枚共同書面でも可)。イ:Aも自ら売主として37条書面の交付義務あり(宅建業法37条1項柱書)→「Aに義務なし」は誤り。ウ:法令上「AとBが共同記名・Cが別途」という特定の形式は定められていない→誤り。エ:各業者がそれぞれの宅建士が記名した書面で義務履行することも、1枚に全業者の宅建士が記名することも実務上認められている→正答

上級誤答論破・根拠条文・通達まで深掘り

複数業者が関与する37条書面の実務は「各業者の義務履行」と「書面の簡潔性・実用性」のバランスです。実務上最もよく使われるのは「1枚の売買契約書(37条書面兼用)に売主・媒介業者・代理業者それぞれの宅建士が全員記名」する形式で、これにより各業者の記名義務が1枚で履行されます。各業者が独立した37条書面を作成・交付する場合は「3部の別々の書面」が当事者に交付されることになり、内容が矛盾なく一致していることを確認する必要があります(内容が食い違う場合は義務違反の問題が生じます)。Aが「自ら売主」として交付義務を負う(イの誤り)根拠は、宅建業法37条1項が「宅建業者が当事者として若しくは代理人として契約を締結したとき」と規定しており、売主として契約当事者となったAも当然義務を負います。「当事者として契約を締結した宅建業者」が「相手方(買主)」に対して37条書面を交付する義務があるため、Aは買主に37条書面を交付する義務があります。宅建業者間取引(業者対業者)の場合でも37条書面の交付義務は存在し(35条書面の業者間特例と異なる点)、全当事者への書面確認が必要です。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

関連論点

37条書面の実務的問題(複数業者の関与頻出度B

宅建業法の他の問題

1
宅建業の意味と免許
2
宅建業の意味と免許
3
宅建業の意味と免許
4
宅建業の意味と免許
5
宅建業の意味と免許
6
宅建業の意味と免許
宅建業法の一覧

科目別に解いて、宅建士に合格

4科目のオリジナル問題。各問に根拠条文・国土交通省ガイドライン・RETIO通達とAI解説(3レベル)付き・閲覧無料。