宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 宅建業法 問83|クーリングオフ②

問題

宅建士 | 宅建業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

宅建業者が自ら売主となる売買契約において、買主がクーリングオフを行使できない場合に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

クーリングオフが行使できなくなる場面は「①告知から8日が経過した場合」または「②宅地建物の引渡しを受け、かつ代金の全額を支払った場合」のいずれかです。アは引渡し・全額支払いの双方を満たした場合なので正しく正答です。イは「8日経過後でも引渡し未了なら可能」としているが、8日経過後はクーリングオフ不可(告知から8日が一方的期限)のため誤りです。

宅建業法37条の2第1項のクーリングオフ不可の場面を整理します。ア:「宅地建物の引渡しを受け、かつ代金全額を支払った場合」→クーリングオフ不可(37条の2第1項2号)→正答。イ:告知から8日経過した後は、引渡し未了でもクーリングオフ不可(期間制限は絶対)→「8日経過後でも引渡し未了なら可能」は誤り(ただし告知がない場合は別論点)。ウ:事務所での申込みはクーリングオフ適用除外(37条の2第1項本文)→「事務所でも可能」は誤り。エ:クーリングオフの権利を事前に放棄させる特約は宅建業法37条の2に反し無効(強行規定)→「署名で権利放棄は有効」は誤り。

クーリングオフが不可になる2つの場面(37条の2第1項各号)を詳解します。①告知を受けた日から起算して8日を経過したとき(同項1号):「告知」とは「クーリングオフできる旨・方法・期間等を記載した書面の交付」であり、口頭の告知では足りません(書面告知が要件)。告知書面が交付されない限り、8日間のカウントは始まらず、何日経過しても理論上はクーリングオフ可能(ただし引渡し・全額支払い後は不可)。②宅地建物の引渡しを受け、かつ代金全額を支払ったとき(同項2号):「引渡し」と「全額支払い」の双方を満たした場合のみクーリングオフ不可。どちらか一方のみ(引渡し受けたが代金未払い、または全額支払ったが引渡し未了)では不可にならない点が重要。クーリングオフを事前に放棄させる特約(エ)は「買主に不利な特約」として宅建業法37条の2第4項により無効です(買主保護の強行規定)。現地案内所・モデルルームでの申込みについては、「そこに宅建士が置かれているか(専任の宅建士設置義務のある案内所か)」によってクーリングオフの可否が変わります。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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