宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 宅建業法 問9|専任の宅地建物取引士の設置義務

問題

宅建士 | 宅建業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

宅地建物取引業者の事務所に置く専任の宅地建物取引士に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。

キーボード:1〜4で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

宅建業者の事務所には「業務に従事する者の5分の1以上の専任の宅建士」が必要です(5人に1人以上)。是正期間は「2週間以内」。代表取締役でも宅建士なら専任宅建士に算入できます。エは「Aの事務所に設置義務が生じない」としていますが、代理依頼元のAにも宅建業者としての設置義務は変わらずあるため誤りで、これが正答です。

宅建業法31条の3と同法施行規則15条の5の3の規定を整理します。①設置割合:事務所では業務に従事する者の数に対する専任の宅建士の割合が5分の1以上(5人につき1人以上)となる数の成年者である専任の宅建士(アは正しい)。②是正期間:既存の事務所が規定に抵触するに至ったときは2週間以内に必要な措置(31条の3第3項。イは正しい)。③役員の算入:宅建業者(法人の場合はその役員)が宅建士であるときは、その者が自ら主として業務に従事する事務所では成年者である専任の宅建士とみなされる(31条の3第2項。ウは正しい)。④代理依頼と設置義務:BがAの代理として業務を行っても、A自身の事務所に宅建業者としての設置義務は存続するためエが誤りで正答。代理の委託は自社の法令遵守義務を免除しません。

専任の宅建士の「専任」とは、国土交通省「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」によれば、原則としてその事務所に常勤(通常の勤務時間を勤務すること)して、専ら宅建業に従事する状態をいい、他の事務所や他の業種の業務との常時の兼務は専任とは認められません。業務に従事する者の数には、原則として代表者、役員(非常勤を除く)、受付・秘書などを含むすべての従業員等が含まれます。法人の役員が宅建士である場合は、31条の3第2項により、その者が自ら主として業務に従事する事務所では成年者である専任の宅建士とみなされます。是正義務の「2週間以内」(31条の3第3項)は、退職などで専任の宅建士の数が基準を下回るに至ったときから数えます。是正措置として「補充採用」のほか「業務従事者数の削減による比率維持」も認められます。エの誤りポイントは、代理委託元・委託先の双方が独立して宅建業者である場合、それぞれが自己の事務所について設置義務を負う点です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。