問題
登録免許税の非課税・抹消登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
抵当権の抹消登記の税額は「不動産1個につき1,000円」の定額です(イ正答)。設定登記と同じ税率ではありません(ア誤り)。国・地方公共団体が当事者の登記は非課税となります(ウ誤り)。登記機関が職権でする登記(政令で定めるもの)は非課税です(エ誤り)。
抵当権の抹消登記に係る登録免許税は「不動産1個につき1,000円」の定額(登録免許税法別表第一1(15))です(イ正答)。設定登記(債権額×0.4%等)とは全く異なる税額計算です(ア誤り)。国及び別表第二に掲げる者(地方公共団体等)が自己のために受ける登記は非課税(登録免許税法4条1項)のため、ウは誤りです。ただし国等が登記義務者で、相手方(民間)が権利者として受ける登記は課税されます。登記機関が職権に基づいてする登記で政令で定めるものは非課税(同法5条2号)なので、エも誤りです。
登録免許税における「不動産の個数」による定額課税の代表例が抵当権抹消登記(1個1,000円)です。「不動産1個」の数え方は、土地は1筆、建物は1棟(区分建物は1区分)が1個です。複数筆の土地と建物に同一の抵当権が設定されている場合(例:土地2筆+建物1棟=3個)、抹消登記の税額は1,000円×3個=3,000円となります。非課税登記の整理:①国及び別表第二に掲げる者(地方公共団体等)が自己のために受ける登記(登録免許税法4条1項)。②別表第三に掲げる者が同表の登記を受ける場合(同条2項)。③国等が代位してする登記、登記機関が職権に基づいてする登記で政令で定めるものなど(同法5条各号)。なお、仮登記をした後に本登記をする場合の税率の軽減は「非課税」ではなく軽減の特例です。抵当権設定登記と抹消登記の税額の非対称性(設定は債権額×0.4%という比例税・抹消は1個1,000円の定額税)は政策的選択の結果です。設定時に比べて抹消時の税負担を軽くすることで、抵当権の早期解消・登記整理を促進する意図があります。宅建試験では「抹消登記は1個1,000円」という定額を確実に覚えることが重要です。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

