宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 税その他 問37|収用等の5,000万円控除

問題

宅建士 | 税その他 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

土地等の収用に伴う譲渡所得の特例に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

土地収用法による収用の特別控除額は「5,000万円」です(ア誤り:3,000万円は居住用財産の特別控除)。5,000万円控除と居住用3,000万円控除の重複適用は認められません(ウ正答)。収用は長期・短期を問わず適用されます(イ誤り)。補償金を受け取ると譲渡所得として課税されます(エ誤り)。

土地収用法等による収用等の特別控除(租税特別措置法33条の4):控除額は5,000万円(ア誤り・ウ正答の前半)。3,000万円の居住用財産特別控除(租税特別措置法35条)との重複適用は不可(ウ正答)。収用等の5,000万円控除は長期・短期を問わず適用できます(イ誤り)。収用による補償金(土地代・建物代)は譲渡所得として課税対象となります(エ誤り)。ただし収用等で「代替資産を取得した場合」は課税繰り延べの特例(租税特別措置法33条)もあり、5,000万円控除はその年の収用等のいずれについても33条・33条の2の適用を受けない場合に限り選べます(33条の4第1項)。また5,000万円控除は、買取り等の申出があった日から6か月以内の譲渡であることなどが要件です。

収用等の5,000万円控除の対象は、土地収用法等による収用や、収用権を背景とした買取り(租税特別措置法33条1項各号)、交換処分等(33条の2第1項)です。土地区画整理法の換地処分や都市再開発法の権利変換は、原則として譲渡がなかったものとされる別の特例(33条の3)の対象で、5,000万円控除の典型例ではありません。控除額5,000万円は事業用・居住用を問わず適用でき、同じ資産について居住用の3,000万円控除と重ねて使うことはできません。代替資産取得の特例(租税特別措置法33条):補償金で代替資産を取得した場合に課税が繰り延べられます。取得期間は原則として収用等のあった日以後2年を経過した日までです(同条3項。事前取得の特例あり)。5,000万円控除とは選択制です。収用補償金のうち「収益補償金(事業停止による損失)」は事業所得等として課税、「移転補償金(移転費用)」は原則非課税、「対価補償金(土地・建物の対価)」は譲渡所得という区分があります。宅建試験では「収用は5,000万円控除・居住用3,000万円との重複不可」が最重要です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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